【天竜浜名湖鉄道沿線】地元の残したい風景6選

浜松市には、昔から変わらない情緒豊かな自然や建物などが現存しています。

眺めて・・・
カメラに収めて・・・

ついには、約40年ぶりに絵筆を取りました。

平成から新元号に移り行き、これから先もずっとこのままの姿が残されている事を願って描いた数々の風景です。
これからシリーズで、we love 浜松の読者の皆さまにお届けしていきたいと思います。

ご紹介するスポットをご存知の方もご存じでない方も、浜松について何か感じていただけるひと時になりますように！

天竜浜名湖鉄道　三ヶ日駅

浜名湖北岸にある天竜浜名湖鉄道の三ヶ日駅の駅舎です。

2011年（平成23年）に 本屋が国の登録有形文化財に指定されています。

三ヶ日で有名なのはみかんですが、三ヶ日牛も特産品となっています。
駅舎の中には、三ヶ日牛のハンバーガーの店「グラニーズ」もあり、PRの一環を担っています。

三ヶ日駅ホーム

三ケ日駅ホームは、桑田佳祐の「白い恋人達」がコカコーラのCMで使われた撮影場所として話題になりました。

夕焼けの浜名湖湖畔をバックに、ピアノの弾き語りをしています。
今は建物が建ってしまって、ここから浜名湖畔を見ることができなくなり、ちょっと残念です。

三ヶ日人只木遺跡

天竜浜名湖鉄道三ヶ日駅から車で10分ほど走ったところに、みかん畑に囲まれた只木遺跡があります。

昭和33年に現世人類の洪積世における祖先とみなされる三ヶ日人骨化石が、動物の化石とともに発掘されました。
最初三ヶ日原人とされてきましたが、平成13年に縄文時代の人骨であるとの学説が発表されています。

そこに立つと、古代の息吹を感じることができます。

天竜浜名湖鉄道　佐久米駅ゆりかもめ

天竜浜名湖鉄道「佐久米駅」は、12月から2月くらいまで、ゆりかもめがホームに飛来します。

時間が決まっていて、観光客や乗客が売店で買った食パンで、餌をあげることができます。冬の風物詩になってます。

天竜浜名湖鉄道　西気賀駅

天竜浜名湖鉄道の駅舎の中で「西気賀駅」は、モダンな建物になっています。
ここの本屋および待合所が、国の登録有形文化財の登録を受けています。

駅舎の中には「グリル八雲」という洋食屋併設されています。

名古屋の御園座付近にあった洋食店『八雲』の屋号と味を受け継いでいらっしゃいます。
特に美空ひばりが愛したビーフシチューを食べることができます。

プリンス岬

奥浜名湖の西気賀駅近くにプリンス岬があります。

岬を歩いて10分くらいで先端に着きますが、そこに皇室のお屋敷があります。
（現在別の会社の所有になっているとか）

昭和40年代、当時皇太子だった現在の天皇陛下は、ご一家で夏の奥浜名湖を毎年のように訪問されていました。
そのお屋敷がまだ残っています。
（海岸沿いと小高い丘の上）

当時皇太子が近くの名所・観光地などをご訪問される時、市から支給された紙の小さな国旗を、道沿いから振ったことを覚えています。

「美智子さま見えた？」
「見えなかった」

皇室の車の窓から見えるかもしないと、近所のおばさん達が騒いでいたのが印象的でした。

ご紹介6スポットの詳細情報

天竜浜名湖鉄道「三ヶ日駅」

三ヶ日人只木遺跡

天竜浜名湖鉄道「佐久米駅」

天竜浜名湖鉄道「西気賀駅」

プリンス岬

天浜線沿線：地元の残したい風景6選をよせて

大正時代から始まった天竜浜名湖鉄道は、東は掛川駅・西は湖西市の新所原までつなぐ国の登録有形文化財に登録された路線です。

今回は、その天浜線の三ケ日駅から東へ5駅間の三ケ日駅～佐久米駅～西気賀駅の沿線の風景をお届けしました。

レトロを感じる列車・駅舎だけでなく沿線周辺は観光スポットに恵まれ、観光ツアーやさまざまなイベントも開催しています。
車窓からゆっくりとした時間の流れを感じる旅をお楽しみいただけますよ。

ぜひ、あなたも残しておきたいと感じる風景を探しに出かけてみませんか。

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