浜松アクト通りの名所!都会のオアシス「メタセコイア並木」
浜松市のアクト通りにある「メタセコイア並木」の魅力をご紹介します。
アクトタワーやおしゃれなカフェが立ち並ぶアクト通り。実は、都会の喧騒を忘れさせてくれる、自然豊かなスポットがあるんです。
それが、中央分離帯にずらりと並ぶメタセコイアの木々。
すらりと天に向かって伸びる姿は、都会的な景観に自然の雄大さをプラスしてくれます。
この記事の見出し
メタセコイアってどんな木?
メタセコイアは、ヒノキ科メタセコイア属の落葉針葉樹。
生きた化石とも呼ばれる、古代から存在する木です。
古代からの生き残り
中生代(約2億5,217万年前~約6,600万年前)から生きている植物で、「生きている化石」とも呼ばれています。かつては北半球に広く分布していましたが、氷河期にほとんどが絶滅。
1945年に中国で現存しているのが発見され、世界中に驚きを与えました。
すらりとした美しい樹形
成長すると高さ20~30m、直径1.5mにもなる大木です。
円錐形の美しい樹形が特徴で、天に向かって真っ直ぐ伸びる幹と、水平に広がる枝が印象的です。
繊細で美しい葉
線のように細長い葉が、羽根のように左右対称に並んでつきます。
秋には赤褐色に紅葉し、落葉します。その繊細な葉が、陽光に透けてキラキラと輝く様子は、とても美しいです。
季節の変化を楽しめる
春には柔らかな緑色の新芽が芽吹き、夏には深緑の葉が木陰を作り、秋には燃えるような赤褐色に紅葉し、冬には葉を落として凛とした姿を見せます。
メタセコイアは、四季折々の変化を楽しめる木です。
メタセコイアの歴史
メタセコイアは、1939年、日本の古植物学者・三木茂博士によって、化石として発見されました。
当初は絶滅した種と考えられていましたが、1945年に中国四川省で現存していることが確認され、世界中に驚きを与えました。
その後、日本にも導入され、今では公園や街路樹として広く植えられています。
メタセコイア並木をお散歩しよう
アクト通りのメタセコイア並木は、お散歩にぴったりの場所です。
車道を離れているので、車の騒音を気にせず、静かな環境で自然を感じることができます。
木漏れ日を感じながら、ゆっくりと歩くのは最高の気分転換になりますよ。
ベンチも設置されているので、読書や休憩にも最適です。
アクト通りのメタセコイア並木へ
浜松アクト通りに訪れた際は、ぜひメタセコイア並木にも足を運んでみてください。
都会の中にありながら、自然の美しさと癒しを感じることができる、貴重なスポットです。
四季折々の表情を見せてくれるメタセコイアを、ぜひお楽しみください!
【参考】日本各地のメタセコイア名所
- 滋賀県高島市 マキノ高原 メタセコイア並木
- 茨城県ひたちなか市 国営ひたち海浜公園
- 長野県茅野市 蓼科高原
メタセコイアは、全国各地で美しい景観を作り出しています。ぜひ、お近くのメタセコイアを探して、その魅力を体感してみてください。
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