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運気アップ!!「初日の出」の魅力と浜松市内「初日の出」名スポット7選 2024年

 2023/12/27
伝統行事 学ぶ 浜松市中区 浜松市北区 浜松市南区 観る この記事は約 11 分で読めます。
浜松市からの初日の出・ご来光を拝む

もうすぐ12月も終わり、いよいよお正月ですね。

お正月といえば、1年のスタート!
定番のイベントがたくさんありますね~。

大晦日の夜から除夜の鐘つきや初詣、そして…
初日の出を拝む『初日の出詣』にお出かけされる方も多いのではないでしょうか。

『初日の出』の魅力は、なんといっても、水平線からのぼる太陽の美しさ!!

初日の出を拝みながら、太陽のパワーを感じることで、自分の内面が浄化され、1年のはじまりが心清らかにスタートできそうですね。

『初日の出』は、いつからはじまったの?

太陽を拝むことが始まったのは…

初日の出の起源

遠州灘・中田島砂丘からの初日の出(撮影:じーしょー

「太陽を拝む」という行為は、太古の石器時代より行われてきたといわれています。
熱や光によって万物に命や恵みをもたらす太陽の存在に、太古の人々は畏怖と敬意をはらい、祈りの対象にしてきました。

日本では、太陽を神格化した天照大神が神話として伝わり、神社などで祀られているのが、よく知られていますね。

初日の出の始まり

宮中行事の「四方拝(しほうはい)」と呼ばれる元旦に行われる行事が由来といわれています。

「四方拝(しほうはい)」は、天皇が「災いを祓い、1年間の国家・国民の安康と豊作」などを祈願し拝礼する行事です。
日の出前の時間帯に、天皇陛下が東西南北の四方の諸神々や各地の天皇陵の方向を向いて拝礼されていました。
この行事は、平安時代初期が始まりといわれています。

「四方拝」は天皇陛下自身が行う大切な行事として扱われ、代拝、つまり代わりの人が務めるということができなかったので、体調不良や戦乱などで中断される時期が合ったようです。
このように続いてきた「四方拝(しほうはい)」の風習は、次第に貴族や庶民の間にも広まっていき、明治時代以降に現在の形の『初日の出詣』に変化して盛んになったといわれています。

なぜ『初日の出』を拝むの?

昔からお正月は、1年の節目の大切な行事として、日本でもいろいろな風習が行われてきました。
お正月の前に大掃除をしたり、門松しめ縄飾り鏡餅などのお正月飾りを用意していますが、それは、歳神様をお迎えする準備なのです。

『歳神様は新しい年に太陽の光(初日の出)と同時に降臨され、家々に幸せをもたらす』と信じられてきました。
ですから、お迎えする準備をどの家も整えていました。

そして元日の朝、歳神様を家族そろってお迎えする…というのが、今も続いているお正月の風習なのです。

歳神様は、初日の出と同時に降臨されるため、できるだけ早く歳神様を拝めるように、日の出前に見晴らしのいい場所に出かけました。
そして、日の出と同時に降臨された歳神様に対して『昨年までの感謝と今年の健康や祈願成就』をお願いしていたのです。

日の出を拝む=御来光と初日の出は同じ?

御来光(ごらいこう)とは、日の出のことで、お正月に限らず、特に高い山の頂上から見る日の出のことをいいます。

よく「富士山で御来光を拝む!」と言われていますが、富士山でなくでも高い山から日の出を見ることをいいます。

富士山山頂からのご来光

富士山頂からのご来光(撮影:じーしょー

御来光は、御来迎(ごらいごう)という似た意味の言葉があります。
『御来迎』は、山頂で太陽を背にして雲や霧を見たとき、前に見える霧に自分の姿の影が映り、ちょうど頭部の位置ぐらいに大きく美しい光の輪が見える現象のことをさします。

これは光の回析現象ですが、阿弥陀仏が臨終のさいに極楽浄土に導いてくれる『来迎』の様子と重なったのでしょう。
仏教信仰の間でひろまり、『御来光』は、ありがたや~と拝む対象になったといわれています。

また、山は昔から神聖な場所であるとされていました。
女人禁制の山もあったことから、入山し、高い山の日の出を見ることができるのは、自然環境に対して畏敬の念を抱くという自然崇拝のような感情がうまれ、日の出を拝むという行為になったのだと思います。

初日の出のお正月の朝に見る『初日の出』と高い山から見る日の出の『御来光』は、基本的は違いますが、お正月に高い山から拝む初日の出は、とても縁起が良さそうですね。

初日の出の時間

初日の出を拝むには、日の出時間前には日の出を拝むベストボジションにいる必要があります。
日の出をみることができる場所は、いくつかありますが初詣渋滞になっている地域もあります。
歳神様のお迎えのためのお正月の準備を済ませたら、早めに出かけしましょう。

2024年浜松市の初日の出の時間は、ずばり6:56と予測されています。

日の出の瞬間に立ち会えるように、余裕をもってお出かけくださいね。

季節柄、お正月のお天気は、曇りや雨になることが多く、日本海側よりも太平洋側の方が晴れていることが多いようです。

浜松市以外で初日の出をご覧になる方は、googleで「元旦 日の出」と入力すると、その場所の日の出時刻が表示されます。

浜松市の初日の出人気スポット!!

1. 中田島砂丘

遠州灘・中田島砂丘からの初日の出

遠州灘・中田島砂丘からの初日の出(撮影:じーしょー

 中田島砂丘アクセス

住所 浜松市南区中田島町
アクセス
JR浜松駅より約15分
アクセス
バス
浜松駅より臨時直行便あります
★「初日の出便バス」の臨時バスについて
JR浜松駅バスターミナル6番乗り場「直通 中田島砂丘行き」
JR浜松駅発/5:25~6:00
中田島砂丘発/7:10~7:50
大人片道運賃320円
小学生片道運賃160円
※2000円以上の両替不可
※全国共通交通系ICカードのご利用不可
※現金またはナイスパスのみ利用可
※交通事情による遅れ等が発生する場合があり。
※運行時間内に日の出の時刻に間に合う保証はありません。
臨時バスお問い合わせ先 遠鉄バス乗車券センター
053-455-2255
駐車場 無料

2. 天竜川河口堤防

ご近所さんたちが堤防の上から見るのが定番ですが、河口まで行くとキレイな日の出が見られます。

 天竜川河口堤防アクセス

住所 浜松市南区中田島町
アクセス JR浜松駅より約20分
駐車場 なし

3. 浜名湖ガーデンパーク展望塔

例年1月1日に開催の「展望塔から初日の出をみよう」は、2024年は開催しません。
『浜名湖花博2024年』開催に伴う会場準備、また会期終了後の通常開園に向けた園内整備が行われる為、下記の期間休園となります。

年末年始は閉園するガーデンパークですが、1月1日は「初日の出」を迎えるために午前中のみ特別に開園します。

雨天時は中止です。

 浜名湖ガーデンパークアクセス

住所 浜松市西区村櫛町5475-1
休園日 2023年12月29日(金)~2024年4月5日(金)
お問い合わせ先 053-488-1500
アクセス
●東名「浜松西IC」より約25分
●浜名バイパス「坪井IC」/「新居弁天IC」より約15分
アクセス
バス
初日の出時間帯の運行はありません。
駐車場 無料1,800台

4. 浜松城天守閣

2023年の元旦は6:30〜早朝営業を実施します。

 浜松城天守閣・天守門 アクセス

住所 浜松市中区元城町100-2
アクセス バス 浜松駅前バスターミナル1番のりば、館山寺方面行き乗車→「市役所前」下車→徒歩3分、

JR浜松駅より約5分
開城時間 ●1/1は早朝臨時開城6:30 から営業です。
●1/2・3・4は8:30開城
先着100名様には新春記念プレゼントを配布(非売品):但し有料入場者の方
入城料 大人200円
小中学生・70歳以上無料
休城日 2022年12月29日(木)~31日(土)
駐車場 有料駐車場あり(利用時間/8:00~21:30)
※最初の90分までは無料
※90分を超える分については30分ごとに100円加算
※220台分
※元旦早朝は近隣の24h営業の有料駐車場をご利用ください。

5. 遠州灘海岸表浜公園

 遠州灘海岸表浜公園アクセス

住所 浜松市西区舞阪町舞阪
アクセス 東名「浜松西I.C」より車で約30分。
R65を南下し、「坪井」交差点を右折、3km先の「新町」交差点を左折。
初日の出スポット ●町民の森、展望台(灯台広場)も穴場のスポットです。
●海岸駐車場より初日の出が観望できます。
駐車場 有料駐車場あり
普通車400円
※表浜駐車場220台

6. 東名高速道路・浜名湖サービスエリア

浜名湖SAの日の出

 東名高速道路・浜名湖サービスエリアアクセス

住所 浜松市北区三ヶ日町佐久米47-1
アクセス 車のみ
初日の出スポット 展望広場から初日の出を見ることができます。
駐車場 一般道から24時間入ることができるぷらっとパークの駐車場は上下線あわせて計38台/身障者用3台までありますが、日の出時間帯は大変混雑します。

7. 細江公園展望台

 細江公園展望台アクセス

住所 浜松市北区細江町気賀
アクセス ●東名「三ヶ日I.C」よりR362経由で約20分。
●東名「浜松西I.C」より約20分。
バス ・電車初日の出の時間帯の運行は、ありません。
初日の出スポット 例年の人出は300人ほどだそうです。
混雑にご注意ください。
駐車場 無料駐車場あり
※21台分

湖上からの初日の出鑑賞

2024年はすでに団体貸切で満席にて一般の募集は中止しています

浜名湖上から初日の出鑑賞できる特別運航クルーズがあります。

浜名湖の絶景ポイントである「女河浦(めがうら)」の沖合まで湖上遊覧しながら初日の出を眺めることができます。

※冷暖房・トイレ完備している船
※予約制

 浜名湖遊覧船初日の出クルーズの詳細

※フラワーパーク港とかんざんじ港のみ
※船は「奥浜名丸」と「ハイビスカス」

運航日 2024年1月1日(月))
初日の出乗船プラン
料金
大人2,000円
小学生1,000円
小学生未満無料
行程 集合 /出港時間の15分前まで
6:20 出港(フラワーパーク港)
6:25 出港(かんざんじ港)
↓  湖上遊覧+初日の出鑑賞
7:35 帰港(かんざんじ港)
7:40 帰港(フラワーパーク港)
解散
支払い 当日現金またはPayPay
申し込み オンラインまたは電話
駐車場 ●フラワーパーク港(200円/1台)
●舘山寺港(なし)
お問い合わせ先 浜名湖遊覧船 舘山寺港(受付時間 9:00~17:00)
053-487-0228
HP https://www.hamanako-yuransen.com/event/newyear.html

浜松市初日の出ポイント まとめマップ

初日の出のまとめ

お正月の朝は、かなり冷え込みますが、早起きして、幸せをもたらす歳神様をお迎えしてみませんか。
初日の出詣は、お正月の特別な儀式として、初詣同様、大勢の方がお出かけになっています。

あなたはどなたと初日の出に行ってみたいですか。
パートナーと一緒に…、お子様と一緒に…
大切な方と見たキラキラと輝く日の出の光景は、忘れられない時間になるでしょう。

2023年は寝正月だった方も、2024年元旦は、日の出前に行動開始!

「1年の計は元旦にあり!」

1年の目標は、元旦つまり1月1日の朝に決めるのが最適!!
元旦の過ごし方でその年のあなたの生き方が決まってしまうかも?!

2024年、あなたはどんな年にしたいですか?
輝く初日の出に誓いを立てれば、あなたの目標や計画は、うまく進みそうですね。

2024年もあなたにとって素晴らしい年になりますようにっ!!we love 浜松

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その他の年末年始のイベントはここでチェック!


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この記事を書いたひと

りこ

りこ

浜松在住歴30年、3人の子育て中の40代主婦です。

パン屋さん・ケーキ屋さん・和菓子屋さん大好き!
お出かけついでに立ち寄ることがささやかな楽しみです。

長年住んでいても、浜松は新発見ばかりです。
子どもとお出かけして出会った、浜松の「楽しい場所」・「人」・「おいしいもの」をお届けしていきます。