絶対スコーンが好きになる！行列ができるスコーン専門店「スコーン家HARÜ」

皆さん、ご存知でしょうか。
スコーン。
アフタヌーンティーの中に入っているビスケットのようなアレです。

私は大好きなんですが、子どもや友人に聞くとパサパサしていて食べにくい、甘くないなどの理由で食べない方もいらっしゃいますね。

ここのスコーン、人生観とまでは言いませんが、スコーン観が変わります。
スコーン観、変えていきましょう！

住宅街に現れる行列

場所は浜北のショッピングモール近くの住宅街の中にある小さなお店です。
営業日は、火・水・木・金、時々土曜というようにほぼ平日しかやってません。
営業時間は11時から。

浜北に住んでいた友人に「あそこは混むよー」と言われていたので開店10分前に到着しましたが、もうすでに行列が。
数えるとすでに17組のお客様が待っていました。
ほとんどが女性のお客様で、年齢は20～60代の方でした。

男性のお客様もチラホラいて（女性の付き添いではなく）、幅広い方に人気なんだな、と感じました。
開店10分前に来るなんて甘かったです。

この日は時間もあったので、気軽に待つことに。
私が購入する時には、さらに列が増えて後ろに20組以上の方が待っていたくらい常に行列。

駐車場は6台分しかないため、車で行かれる方、1人で行かれる方は余裕を持って来られた方がいいと思います。

まるでパリの路地裏のお店みたい

お店の外観

住宅街にあるHARÜさんの外観は、シックでシンプル。
白、グレー、黒を基調としたモノトーンの一軒家です。

ブリキ調の立て看板や、置き物がアクセントでとてもおしゃれです。
パリの路地裏にある小さなお菓子屋さんのよう。

お店の内観

中に入ると、ふわっとバターの香りが漂います。
きらめくショーケースや、照明、ドライフラワーが雰囲気を醸し出しています。

入って正面の大きな黒板にはテイクアウトのドリンクメニューやスコーンの食べ方が手書きポップで書いてあります。
手書きの文字も相まって可愛らしくて素敵。

まるで宝石！キラキラ輝くスコーン

まるで宝石のように、スコーンは1つ1つ丁寧にショーケースに飾られています。

季節によって並べられるものが違いますが、この日は10種類のスコーンがありました。
私は、プレーン、チョコチップやいちじくなど7種類のスコーンを購入しました。
こんな買うつもりはなかったんですけどね。

あんなキラキラしたスコーンと漂うバターの香り、目の前に並べられたら買ってしまいます。

目をつむる美味しさ

11時から1時間待ちました。

いい香りと空腹に耐えられず、「もう帰り道で1個食べよう！」ということでホットコーヒー（300円）もテイクアウトして「プレーンリッチ」（200円）をいただきました。

温かなスコーンは目をつむって唸る美味しさです！
バターが口の中で優しく香り、鼻を抜けていきます。
歯触りはサクッとしていて、その後にホロッと口に広がります。

今まで食べたスコーンは何だったんでしょう。
スコーンには違いないのですが、スコーン嫌いの方もここのは食べられる方もいらっしゃると思います。

コーヒーにもバッチリ合う。
もう本当にとても美味しいです！

スコーンの美味しい食べ方

温かいスコーンをお家でも楽しみたい！

オーブンやオーブントースターで少し温めてから食べるとお家でも美味しいスコーンを楽しめますよ。

詳しくは購入時にいただける美味しい召し上がり方という紙をご覧くださいね。

スコーンの消費期限や保存方法

スコーンは常温で2日ほど日持ちするそうです。
すぐに食べない場合は冷凍保存で1ヶ月程保存できるそうなので、思い立った時や忙しい朝の朝食などに最適です。

クロテッドクリームでさらに美味しく！おうちアフタヌーンティー

タカナシ「北海道クロテッドクリーム 40g」：350円

お店には「クロテッドクリーム」という、牛乳を濃縮した濃厚なクリームも売っています。
あのアフタヌーンティーの時に付けるイメージのクリームですね。

生クリームのように甘くなく、バターよりほんのり甘さがあるクリームです。
付けなくてもとっても美味しいですが、付けるとスイーツ感が増してまさに紅茶などが合います。

量は付ける量にもよりますが、大体5個分くらいかな、と思います。
ぜひスコーンと一緒に買っておうちアフタヌーンティーを楽しみましょう。

定番から変わり種も

「プレーン」150円

ザ定番な味ですが、シンプルながらにとっても美味しかったです。
サクホロな食感と、ほのかなバターの香りが絶妙。
クロテッドクリームはもちろん、ジャムなどとも相性バッチリ。
「プレーンリッチ」と比べても、物足りなさが無く、私はむしろプレーンの方が好きかもしれません。

「チーズ」230円

手前のスコーンが「チーズ」

これは！ちょっとビックリしました。
スコーンは甘い食べ物だと思っていたので、こんなにも塩っけのあるチーズが合うとは思いませんでした。

温めるとチーズの匂いが広がり、少しとろけて、半分に切るととろーっと溢れてきます。
ビジュアル的にも満点！
スコーンは食事になる、と驚いた味。

「フィグ」210円

フィグ、とはいちじくです。
少しピンクがかった可愛い見た目が特徴。
中にもいちじくがたくさん入っていてプチプチした食感が楽しい。

子どもにも好評でした。
クロテッドクリームや生クリームと合わせても美味しいです。

HARUのはじまり

ここのお店に行く前か行列に並んでいる時に、ぜひ公式のHPをチェックして欲しいです。

詳細は省きますが、「HARÜ」というお店を始められたお二人のお店やお客様に対する想いが書かれています。
お店に入るとわかりますが、こんなに行列店なのに作業が事務的ではなく一人一人の目を見て接客されています。

また春の自粛期間中や秋にネットで数量限定ですが、スコーンの詰め合わせを配送なさっていました。
お客様にスコーンを何とか届けられないか、という気持ちが感じられました。

今また配送をしているそうです。
気になる方はInstagramをチェック！

ご紹介の「HARÜ」　詳細情報

スコーンのために並ぶ価値あり！

1時間も列に並んでいる間、実は「もう来ないだろうな」と思っていました。
それが今では「いつ行けるかな♪」と思っている自分がいます。
そのぐらいHARÜのスコーンは惹きつける魅力があります。
並ぶ価値があります。
期間限定の味があるのもまた憎い。

閉店時間は早い時で13時台、遅いと15時台のようです。
行列必至ですが、スコーンのために並びましょう！

インスタがとてもおしゃれ。
覗いてからぜひ行ってみてください。
幸せな香りと温かなお店がそこで待っています。