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四季を通じて歴史・美・癒しの空間でエンジョイ!!【浜松城公園の魅力①】

浜松城天守閣と天守門

「浜松城公園」は、浜松市の中心地にある浜松市役所のすぐ北西にあります。
JR浜松駅から車やバスで約5~10分徒歩では約20分の場所にあります。
公園に近づくにつれ登り坂になり、徒歩は運動不足だとちょっと息切れしますが、歩けないほどではありません。

公園内には、徳川家康が17年間過ごした浜松城の天守閣を中心に遊具広場・芝生広場・日本庭園などがあり、浜松の街中では珍しい森に囲まれた緑豊かな公園です。

今回は、浜松駅周辺の徒歩観光で人気のスポット「浜松城天守閣」を中心に、浜松城公園の魅力をご紹介します。

 

浜松城公園の四季

年間を通して、芝生広場では土日祝日に色々なイベントが行われ、大変な賑わいがあります。
イベント以外でも市民の憩いの場所として季節ごとに色々な楽しみ方があります。

四季折々の花や木々で彩られた公園は、観光だけでなくゆっくり散策するのにピッタリです!

 

浜松城公園の春

IMG_2388

浜松市内の桜名所スポットです。
ソメイヨシノを中心に枝だれ桜、山桜、八重桜、大島桜などの桜の木が約360本植えられています。
満開の桜景色は圧巻‼
桜シーズンは、毎年大勢の花見客であふれています。

3月下旬~4月上旬のさくらまつり開催中は、約600個のボンボリが設置され、夜間はライトアップされた浜松城(夜間延長開館)と夜桜が楽しめます。

 

 

浜松城公園の夏

浜松城公園・児童プール出典:一般財団法人浜松公園緑地協会

隣接する児童プールが開放されます。
無料で利用できるので近所の子ども達や親子連れで賑わい、子ども達の大歓声が聞こえてきます。

森に囲まれた日本庭園は、木陰の涼を求めて散歩する姿も見られます。
森の緑、水鳥の集う池、滝(人工滝)のせせらぎの音に癒されます。

 

 

浜松城公園の秋

浜松城紅葉出典:浜松観光コンベンションビューロー

公園は真っ赤な紅葉に包まれ、日本庭園内の池に映り込んだ紅葉景色は見事です。
芝生広場にはどんぐりやモミジ採集の子ども達や親子連れでいっぱいです。

土日になると色々なイベントが開催されています。
茶室がある松韻亭では、秋の夕暮れ時に茶会が開催されます。

 

浜松城公園の冬

温暖な気候の浜松、秋冬シーズンは、遠州のからっ風‼ かなり強い風が吹きつけ、寒い!と感じます。
でも静岡県の中で浜松市は冬でも気温が高いほうで、天候が穏やかな日はとても暖かく感じます。

日当たりの良い芝生広場は、ウォーキングや思い思いに遊ぶ子ども達で土日は大変賑わっています。

毎年1/1は、浜松城天守閣が臨時に早朝6:30より開城します。
天守閣の展望室には先着約30名しか上ることができませんが、隣の天守門でも初日の出がご覧いただけます。

 

 

浜松城公園の歴史

1950年(昭和25年) 子供博覧会の開催及び動物園の開園を契機に開設。元城市民プールが完成。
1958年(昭和33年) 現在の天守閣が市民の浄財によって再建。

浜松城の再建出典:浜松市

1971年(昭和46年)  市制60周年記念事業で浜松市美術館が静岡県内に初の公立美術館として開館。
1977年(昭和52年)  昭和天皇在位50年記念公園として再整備。
1978年(昭和53年) 市民プールが移転。中央芝生広場になる。
1980年(昭和55年) 児童プールの整備。
1983年(昭和58年) 動物園が舘山寺に移転。その地に日本庭園作左の森石舞台展望広場が順に整備が始まる。

浜松城公園にあった浜松動物園出典:浜松市

1987年(昭和62年) せせらぎの池が完成。
1988年(昭和63年) 文芸館が開設。
1997年(平成  9年) 茶室・松韻亭が開設。
2007年(平成20年) 体育館が閉館し、その地は公園駐車場になる。
2014年(平成26年) 浜松城天守門が復元整備
2015年(平成27年) 文芸館がクリエート浜松4、5階部分に移設。
(参照:浜松市HP、浜松市Wikipedia)

浜松城の景観にあわせて、現在の浜松城公園となりましたが、色々な施設が順に整備されたり移設されたんですね~。
閉鎖された鹿谷駐車場部分や浜松城天守閣付近など、これからもさらに公園整備が進められる予定です。

どんな風に浜松城公園が変化していくのか、楽しみですね♪

 

浜松城公園の広さ

公園の広さは10.87ha。
東京ドームの広さが約4.7haなのでちょうど東京ドームの約2倍ぐらいの広さですね。

公園の規模としては、こじんまりしていますが、ただ芝生広場があるのではなく、庭園や森など四季を通じて多彩な景観が楽しめます。

 

気分次第で選べる公園の散策ルート

公園ルートは、歩いているといろいろ枝分かれします。

観光、ウォーキングやランニング、犬の散歩など、その時の状況に合わせて、毎回違ったルートを進むことができます。

まるで迷路みたい?
案内看板がたくさんあるので迷うことはなく、「こっちの道には何がある?」と探検心が沸いてきます。

浜松城公園
例えば「天守閣へ行くぞ!」と思って公園駐車場から天守閣へ向かったらご覧のとおり、2択ルート登場。

左のちょっと急な階段を上がるルートが天守閣へ向かう近道。
頑張って階段上りを制覇すれば、目の前は天守閣です。

でも、この階段を上がるのはキツイ~!と思ったら、距離は長くなるけれど斜め左方向のゆるやか坂道ルートを進みます。
ゆるやかルートは、途中でいろいろ枝分かれするので、天守閣方向のルートから外れて、あちこち寄り道していると意外な発見や景色との出会いがあります。

 

公園の出入口

公園は出入口が一か所ではありません。
東西南北方向のいろんな場所から入退園できます。

公園はゆっくり散策しても約1時間くらい。
天守閣や天守門も見学するなら約2時間くらいの時間があっという間に経ってしまいます。

お気に入りルートで…、または気の向くままに…、ちょっと通り抜けに…自分だけの散策タイムを楽しんでみてはいかがですか。

 

公園は2つのエリアがある

1つは①浜松城天守閣をメインに②天守門、③中央芝生広場、④日本庭園、⑤石舞台、⑥作左の森、⑦展望広場、⑧浜松市美術館がある【南側エリア】

もう一つは夏限定オープンの⑨児童プールがあり、その隣にある木製アスレチック遊具がある⑩冒険広場や⑪かたらいの庭⑫松韻亭と萩庵がある【北側エリア】です。

今回はまず、浜松城公園南側エリアの施設①~③の魅力をご紹介します。

 

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浜松城天守閣と天守門

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この記事を書いたひと

りこ

りこ

浜松在住歴30年、3人の子育て中の40代主婦です。

パン屋さん・ケーキ屋さん・和菓子屋さん大好き!
お出かけついでに立ち寄ることがささやかな楽しみです。

長年住んでいても、浜松は新発見ばかりです。
子どもとお出かけして出会った、浜松の「楽しい場所」・「人」・「おいしいもの」をお届けしていきます。