子どもと一緒に楽しめた♪静岡文化芸術大学のデザイン学部卒業展
JR浜松駅から徒歩で行かれる大学で卒業展が開催していました。
触れたり、体験できる展示内容もあるらしいので、どんな作品があるのか?興味津々で小学生の子どもといっしょに覗いてきました。
この記事の見出し
浜松街中にある静岡文化芸術大学
JR浜松駅から徒歩約12分圏内の場所にある、2000年に設置された公立大学。
現在の静岡県知事・川勝平太氏が第2代学長を務めた学校です。
キャンパス内は地域住民に開放され、屋上庭園や食堂などが利用できます。
学部は、「文化政策学部」と「デザイン学部」の2つがあります。
今回は、デザイン学部の卒業展が開催されていました。
子どもと一緒に見て、気になった作品のほんの一部をご紹介します。
本格的な家具作品
Resonance chair –ピアノ製造技術によるコミュニケーションチェア-
東田 祐治さん(生産造形学科)の作品。
ピアノの鏡面塗装を生かしたクオリティ高い仕上がりの椅子にビックリ!!
腰を掛ける椅子の角度にもこだわったそうで、座った人の弾んだ会話が聞えてきそう~♪
Wrap chair
深谷 志乃さん(生産造形学科)の作品。
「自分の世界に集中できる椅子」がコンセプト。
一人になれる部屋がなくても、この椅子さえあれば解決できそう~♪
ヘッドレストがさりげなく周囲の視界を遮り、テーブルにもなる肘掛け。
これ、「我が家にも欲しいーーーっ!」と思った1品。
子ども達を惹きつけた作品
Pocco-つながる音玩具-
柴田 ひかりさん(生産造形学科)の作品。
対象年齢が4~8歳となっていましたが、小学生高学年の我が子達の心を掴みました。
太鼓、木琴、ギザギザ部分のギロ…
どこをたたいても軽やかな音色に時を忘れて遊んでました。
Clearkeyboard
大林 百花さん(メディア造形学科)の作品。
「遊び心を感じるキーボード」がコンセプト。
それぞれのkeyをよく見ると、単語のアルファベットの頭文字からkeyのモチーフが作られています。
英語もコンピューターもこれからの小学校教育で必須になります。
こんなキーボードなら楽しんで学習できそう~♪
SAIKORO→?
長谷川 七海さん(メディア造形学科)の作品。
子ども達が夢中になったのがPCゲームの展示作品です。
可愛いキャラクターがシャンデリアの中のホコリを片付けながら探検する内容。
可愛いストーリーに一緒に見ていて癒されました。
Untrue Story True Story
増田 千明さん(メディア造形学科)の作品。
見た目は、ファンタジー感あふれるとっても可愛い絵本なんですが、ブラックライトを当てると一転!
可愛い登場キャラが恐ろしい~顔に変化します。
「小さなお子様はご遠慮ください」と書かれていましたが、我が子ども達はプチ恐怖系の本がマイブーム。
暗がりで読むので一人では怖いのか「ちゃんとそばに居てよ!」と言いつつ、夢中で何回も読んでいました。
オシャレ感で気になった作品
Kindred-DEEP GOLD-
川島 奈々実さん(生産造形学科)の作品。
「お酒を用いた親子のコミュニケーションツール」がコンセプト。
親元を離れている子どもとお父さんが1年に1本ずつ飲むウイスキーのセットです。
ウイスキーって年々熟成し、味も色も変化しながら成長していくんですね。
1年ごとに変わる風味を会話の話題にしながらコミュニケーションを深めるアイテム・・・
おぉ~~~‼ すごい味わい深いウイスキーです。
これ、商品化されそうなオシャレ感あふれる作品でコンセプト・見た目のどちらにも感動しました。
飾り箋
河野 五月さん(メディア造形学科)の作品。
「机にしまわれることのない手紙」がコンセプト。
こんな可愛いメッセージカードを頂いたら、ずっと飾っておきたくなりますね♪
季節によって色々な図案があるから、差し上げるのも楽しくなってきます。
開催期間:2017年2月17日(金)~2月22日(水)
時間:10:00~19:00(最終日のみ15:00まで)
入場料:無料
駐車場:周辺の有料コインパーキングを利用してください
お問い合わせ先:静岡文化芸術大学 教務・学生室 053-457-6121
JR浜松駅より徒歩約12分。
遠州鉄道「遠州病院前」下車→徒歩約8分
静岡文化芸術大学卒業展のまとめ
駅近の学校で誰もが自由に見ることができる卒業展。
4年間の集大成として出品された作品は、どれもコンセプトがしっかりしていて、感心してしまいました。
「どんなモノが欲されていて、どんなモノが必要になるのか」
これは、社会人になってからも永遠のテーマになるでしょう。
我が子ども達は、色々な作品に触れて、創作意欲をかき立てられたようです。
デザインに興味がある方、将来の進路を探している学生の方など、ぜひお立ち寄りください!
浜松をもっと楽しく!we love 浜松
※作品と製作学生名は、静岡文化芸術大学と学生の方の許可を得て、掲載しています。
この記事をSNSでシェア