浜松市への移住のススメ

進学や就職を機に、浜松市へ移住する方も多いと思います。

私は、県内の市から大学進学を機に浜松市北区に移住し、現在は社会人の20代女性です。

私が浜松に引っ越ししてきて感じた浜松の一番の魅力は“困らない”ことだと思います。
今回は、そんな“困らない”浜松市の魅力をご紹介します！

温暖な気候で“困らない”

浜松市は、1年の平均気温が16.9度、年間の日照時間は2295時間と温暖な気候です。
冬でもめったに雪が降ることがないため、極端な暑さ・寒さに困ることは少ないです。

都会さも自然さもそこそこで“困らない”

都会暮らしの便利さもあり、田舎ののどかさも感じられる浜松市。

スーパーマーケットは約150店舗、ホームセンターも約20店舗あり、近所での買い物に困りません。
また、浜松駅前の商業施設に加え、郊外の大型ショッピングセンターも数多くあります。

そして仕事や勉学に疲れたら、郊外の自然にお出かけし、アウトドアをして癒されちゃいましょう♪

自然豊かなお出かけスポットの紹介

異なる魅力のある海水浴場で是非、お気に入りを見つけてみて下さい♪

かんざんじサンビーチ

海水と淡水が混じりあう汽水湖です。
向こう岸には、三ヶ日や湖西市の景色はとても綺麗です。

舘山寺周辺のパルパルや動物園、フラワーパークなども車ですぐに移動できる距離にあるので、1日で複数個所の観光地を楽しむことができます。

弁天島海水浴場

波が穏やかで水も綺麗です♪

私自身も小さい頃から家族で潮干狩りに行き、楽しかった思い出があります。
大人になって、家族連れの友人に紹介し、海水浴+潮干狩りができる弁天島海水浴場はとても好評です。

中田島砂丘

日本三大砂丘のひとつと言われている中田島砂丘！
風と砂で出来る「風紋」は風の強い日にみられるアートです♪
防災用護岸工事のため、砂丘部分が大幅に削られましたが運が良ければみられるかも！？

浜名湖

浜名湖は総面積70㎞！とても大きな湖です。
浜名湖は、鰻や海苔のグルメから温泉やマリンレジャーなど多彩な魅力を持ち合わせています。

多彩な魅力の浜名湖ですが、1番のオススメは浜名湖1周サイクリングです。

病気になった時に“困らない”

浜松市の救急制度は・・・

• 軽症者に対応する1次救急
• 医師が自宅待機する1.5次救急
• 7つの総合病院が交代制で対応している2次救急
• 3病院の救命救急センターによる3次救急

このような綿密な制度が整っています。

この救急体制は「浜松方式」と呼ばれ、全国に先駆けた救急医療システムです。

総合病院・開業医・行政が連携し、24時間365日、1次救急～3次救急まで綿密な医療体制が整っています。
また、浜松市中区は人口10万人あたりの医師数・病院数・診療所数・歯科医院数が全国平均を上回っています。

【浜松市の病院数】

病院数：35(うち総合病院9)
診療所数：553
歯科医院：386

質的にも量的にもトップクラスの医療体制で、もしもの時に“困らない”ため、安心して暮らせます。

私自身は、まだ救急車は利用したことがありませんが時間外に発症したインフルエンザや食中毒の際に、夜間救急にて迅速に対応して頂き、とても助かった経験があります。

全国各地では救急車のたらい回しがニュースとなることもありました。
浜松市は医療システムがしっかりとしているので、高齢者や家族連れの方も安心して暮らせるのではないでしょうか。

20代の私にはまだ遠い話かもしれませんが、親の介護の際や、ひいては自分の体が弱った時に医療システムが整っていることはとてもありがたいな、と思います。

妊娠・子育ての時に“困らない”

妊婦健診の充実や子ども医療費助成などの子育て支援政策はもちろんのこと、2016年10月からスタートした「はますくヘルパー」・「産後ケア事業」など医療面でも手厚いサポートで、妊娠・子育て世代が“困らない”街です。

出産後のお母さんは、育児はもちろんのこと、ご自分の体のことも不安がいっぱいだと思います。
市内の医療機関や助産院で、体のケア・授乳指導・育児相談等を受けることができるのはありがたいですね♪

はますくヘルパー利用事業（産前・産後ヘルパー）

産後ケア事業

私の働く職場には、働くママさんが多くいらっしゃいます。
浜松が実家の方もいれば、県外から移住された方も少なくありません。
実の両親が近くにいない分、“誰かに気軽にヘルプを求められない”と悩む先輩方も…。

一部のママさんは制度を上手に活用し、ワークライフバランスを考慮した生活を送っている方もいらっしゃるのです。

妊娠中や出産後の慣れない環境では、周りの助けが必要な場合もあると思います。
そんな時、浜松市では家事や育児のサポートを受けることができちゃいます♪
利用時にかかる費用の一部が市から助成されるのはありがたいですよね。

インフラが整備されていて“困らない”

電車やバス、新幹線の駅が浜松市内にあります。
浜松市内の移動はもちろんのこと、新幹線やバスを利用し東京・名古屋・大阪へのアクセスも良好のため、出張や行楽時に困りません。

JR浜松駅

●東海道本線(JR線)→新幹線への乗り換え・・・駅構内での移動のみ
●東海道本線(JR線)→遠州電車への乗り換え・・・徒歩約3分
●東海道本線(JR線)→遠鉄バスへ・・・徒歩約2分です。

新幹線は、ひかり号・こだま号のみ浜松駅に停車します。
上下線ともに、約1時間に1本のひかり号、2本のこだま号が発着しています。
上り線は22:55、下り線は23:17が最終です。

新浜松駅：遠州鉄道(遠鉄)

浜松市を南北に走る電車です。
遅延もほとんどないため、通勤・通学も安心です。
遠州電車の沿線は、浜松駅へのアクセスが非常に便利です。

沿線に住む友人は、遅延なしで浜松駅まで移動できるためとても重宝しているとのことです。

東名高速道路

私は浜松市から、実家に帰る際に月に１回程度は浜松西ICを利用しています。
基本的に、高速道路上はお盆や年末年始・GW以外は高速道路は混むことがありません。

通勤ラッシュの時間帯の浜松西IC付近は、IC前の道路が混みあうため早めに行動するなどの対応が必要です。

新東名高速道路

東名高速道路に加え、新東名高速道路も開通し、渋滞が緩和しました。
帰省や行楽シーズンも、両高速道路を上手に利用していきたいですね。

NEOPASA浜松の魅力再発見！～グルメだけじゃない楽しみ方伝えます～

https://enjoy-hamamatsu.shizuoka.jp/gourmet/cafe/15467/

音楽の街 浜松ならではの施設なのじゃ♪

遠鉄バス

遠州鉄道のバス(遠鉄バス)は、浜松市内以外に、首都圏へ高速バスも運行しています。
新幹線よりも割安で移動できるので、学生さんは助かりますね♪

遠鉄バスは学生時代によく利用させてもらっていました。
浜松駅から北区へ向かう姫街道を通る路線は、通勤ラッシュ時には15~20分の遅延が多かったように思います。

通学や通勤に利用する場合は、通勤ラッシュ時間を外すか、余裕を持っての行動が必要だと思います。
社会人になった後は、浜松駅付近で飲み会がある際は、路線バスを利用しています。
ほとんどの路線が22時～23時台までバスが出ているので、とても便利です。

実際に住んでみて“困らない”浜松市

日本の真ん中に位置する浜松市。
都会でもない、田舎でもない街は実際に住んでみると、とても住みやすいです。

ものづくりの街であることから各東名高速道路などから工場への物流の車が多いと感じます。
時間帯によっては交通渋滞のため、バス時間に乱れも生じています。
過度な自動車の使用を一人一人が意識し、バスや電車（JR線・遠州鉄道）等の公共交通機関の利用をすることで、より住みやすい街になっていくことを願います。

企業のフレックス制の導入などでラッシュアワー時の交通渋滞の緩和が実現すれば、もっと住みやすい街になるでしょう♪

気候・観光・医療・育児の面から私が感じた浜松の印象をお伝えしました。
浜松へ移住予定や移住を考えている方の助けになれば幸いです。