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歴史が動いたあの場所へ!家康をめぐる旅7選

 2023/05/02
浜松市中区 浜松市北区 浜松観光・旅行 知る この記事は約 12 分で読めます。
浜松城公園

NHK大河ドラマ「どうする家康」も放映されていて話題になっている徳川家康。
徳川家康が29歳から45歳まで浜松市に在住している時に起きた歴史上の場所を紹介します。

歴史を勉強して徳川家康に関する場所を訪れると「歴史上でこのようなことがあった場所なのか」と感銘を受けます。
なお、今回は浜松市のみの徳川家康が生前していた時、ゆかりのある場所を観光したい方向けになっていますので是非観光に来た際に参考にご覧ください。

 

1.浜松城天守閣・天守門

浜松城の桜

浜松城は出世城と言われており、徳川家300年の歴史に深く関わっている城になります。

徳川家康が城にいた期間は29歳から45歳と、それほど長くありません。
しかし、17年間の歴史は、徳川家康にとって濃いものになります。

●元亀元年6月28日(1570年7月30日)姉川の戦い
●元亀3年12月22日(1573年1月25日)三方ヶ原の戦い
●天正12年(1584年)3月~11月頃 小牧・長久手の戦い

上記のようなの戦いがあった時に、徳川家康は浜松城にいました。
さまざまな戦いの中で勝利や敗北を味わったからこそ、天下統一を達成し徳川家は15代まで続いています。

昭和34年には、正式に浜松市の史跡として指定されており、徳川家が長く続いた理由の場所を見たら、当時の歴史を感じられるでしょう。

浜松城

城の見た目はこじんまりとしていますが、石垣は約400年前のままです。
興味のある方はぜひ、当時の徳川家康がいた浜松城を見に行って歴史を感じるのもおすすめです。

また現在、浜松城東側に大河ドラマ館が開館しています。

どうする家康 浜松大河ドラマ館

ドラマ内での浜松城のセットや小道具等の展示があり、浜松城にいた当時の家康の様子が垣間見ることができます。

「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」

開館期間 2023年3月18日(土)~2024年1月14日(日)
電話 053(453)3872
開館時間 10:00~18:00
※最終入場17:30
休館日 なし
入場料 大人800円
子供400円
HP https://hamamatsu-ieyasu.com/doramakan/
浜松城天守閣・天守門

住所 浜松市中区元城町100-2
電話 053(453)3872
拝観時間 8:30 ~16:30
※入場は16:10まで
休館日 12月29日~31日
入場料 高校生以上200円
中学生以下無料
駐車場 【利用時間】8:00~21:30
普通車入庫から最初の90分まで無料
30分ごとに100円
自動二輪車無料
自転車無料
アクセス バス JR浜松駅北口バスターミナル1・15番乗り場発のすべてのバス乗車→「市役所南」下車→徒歩約6分
●JR浜松駅北口・南口タクシー乗り場より乗車約5分
●東名「浜松I.C」より約30分
●東名「浜松西I.C」より約30分
●新東名「浜松浜北I.C」より約40分
HP https://www.entetsuassist-dms.com/hamamatsu-jyo/

 

2.五社神社・諏訪神社

曳馬城(後の浜松城)の城主 久野越中守が城内に創建した後、徳川家康が浜松城主の頃、五社神社は2代目将軍の徳川秀忠が誕生した際に産土神として遷座。
諏訪神社は3代目将軍の徳川家光が誕生した際に、五社神社と同じ場所に遷座しています。

産土神(うぶすながみ)とは、子どもが生まれた土地を守る神です。

昭和35年には同じ場所にある神社を1つとして扱い、名前も『五社神社・諏訪神社』になりました。
『産』という字が入っていることから、子どもに関する神が宿っているため、安産祈願や七五三でお参りする参拝者が多いです。

七五三の時期だと、子ども達が素敵な着物を着て参拝するため明るい景色になります。

五社神社

五社神社・諏訪神社には徳川家康が自分の子供が生まれた土地を守るために産土神として遷座し、徳川家光が誕生した際も諏訪神社を同じようにしました。

徳川家康が子どものためを思って産土神として造営した神社です。
徳川家と深く関わっている神社ですので、ぜひ足を運んでください。

五社神社・諏訪神社

住所 浜松市中区利町302-5
電話 053-452-3001
拝観時間 自由
拝観料 無料
駐車場 無料駐車場あり
アクセス バス JR浜松駅より「医療センター 大平台 行き」乗車→「教育文化会館」下車→徒歩北へ約200m
電車 JR浜松駅より徒歩約10分
●東名「浜松I.C」より約20分
●東名「浜松西I.C」より約20分
HP https://www.gosyajinjya-suwajinjya.or.jp/

 

3.遠江分器稲荷神社

徳川家康が三河から浜松に移った1568年(永禄11年)に遠江分器稲荷神社が創建。
当時は経済が盛んな場所にありました。

稲荷神社は商売繁盛のご利益があるとされています。

永禄11年に出来た際には経済が盛んなだけあり人も多く周りにいたため、徳川家康をはじめ歴代徳川家の将軍もお参りに来たとされています。

そして、1604年(慶長9年)の徳川家康の死後に本殿を修造しました。
修造したのですが昭和20年に空襲に遭い焼失してしまったため現時点であるのは再建されたものです。

見た目に関しても入口に金色の狐が迎えてくれ、赤い旗がたくさんあるため印象に残ります。
徳川家康の死後に本殿を修造し、徳川家の歴代将軍もお参りに行く程のご利益があるとされています。

遠江分器稲荷神社

住所 浜松市中区田町232-5
拝観時間 自由
拝観料 無料
御朱印 あり
駐車場 近隣に有料駐車場あり
アクセス バス 電車 遠州鉄道西鹿島線「遠州病院」駅より徒歩約3分

 

4.浜松八幡宮

浜松八幡宮

三方ヶ原の戦いで武田信玄軍に大敗した際に、徳川家康が逃げ込み生きながらえた場所です。

大敗はしたといえ死ぬことはなく、武田信玄の死後には長篠の戦いで勝利し武田軍の勢いがなくなり、その後甲州征伐で徳川家康は織田信長・北条氏政と同盟を組み武田軍を滅ぼします。

八幡宮の「雲立の楠」

徳川家康は浜松八幡宮を武家の守護神や鬼門降伏の氏神として信仰し、開運招福と武運長久を祈り参拝に何度か来ていました。

徳川家康が武運長久を祈り徳川家が長く続いたことを考えると現時点でも信仰したら幸せな状態が続く可能性があります。
徳川家康は現時点で1000年を超える御神木にも武運を祈っていました。

武運を祈り徳川家は長く繫栄したため徳川家康にとってとてもゆかりのある場所です。

浜松八幡宮

住所 浜松市中区八幡町2番地
電話 053-461-3429(代表)
053-544-7111
拝観時間 自由
拝観料 無料
御朱印 あり
駐車場 無料駐車場あり
アクセス バス JR浜松駅北口バスターミナル「早出行き」乗車→「八幡宮」下車→徒歩約1分
電車 ●遠州鉄道西鹿島線「八幡駅」下車→徒歩約1分
●JR浜松駅より徒歩約15分
JR浜松駅より約5分
HP http://www.hamamatsuhachimangu.org/

 

5.蜂前神社

蜂前神社

三方ヶ原の戦いで武田軍が徳川軍を待ち伏せた神社が蜂前神社です。

徳川家康は武田軍が浜松城を狙ってくると予想し三方ヶ原を通る武田軍を後ろから攻めようと作戦を立てました。
ところが、後ろから攻めようとしていた時に目の前に武田軍がおり作戦は失敗に終わり、徳川軍は2時間程度で敗北します。

徳川家康の大敗のきっかけになり、三方ヶ原の戦い以上の失敗をおかさないと決意するために「しかめ像」を作ることになりました。

徳川家康にとって、あまり良い思い出の場所ではありませんが歴史に残る場所ではあります。
927年からは蜂前神社と名前を変えた歴史のある神社です。

蜂前神社(はちさきじんじゃ)

住所 浜松市北区細江町中川6915
拝観時間 自由
拝観料 無料
御朱印 あり
※日程が限定されています。詳細はHPに記載
駐車場 無料駐車場あり
アクセス JR浜松駅より約36分、国道257号線を北進→細江中川付近に大きな看板あり、左折してすぐ
HP https://hachisakijinja.or.jp/

 

6.宗源院

曹洞宗の寺で、1416年(応永23)に開創された歴史ある宗源院。
室町時代後期には今川義元の庇護を受けています。
義元・氏真の残した現存の判物が保管されています。(浜松市の文化財に指定)

三方ヶ原の戦いで徳川側だった武将のお墓があります。
また、徳川家康が弓の練習をした場所とも伝わっています。

三方ヶ原の戦いで徳川家についていた武将の本多忠真や遠藤右近などが亡くなりました。
織田信長の援軍も1000人以上が亡くなる大敗でした。

徳川家についた武将のお墓があるのは、成瀬正義・外山小作・遠藤右近などです。
徳川家康の身代わりとなり亡くなった武将達の魂が残っている場所であり、三方ヶ原の戦いがどれだけの大敗であるかがわかります。

宗源院(そうげんいん)

住所 浜松市中区蜆塚1丁目20-1
電話 053-452-4443
拝観時間 自由
拝観料 無料
駐車場 なし
アクセス バス JR浜松駅北口バスターミナルから「広沢 医療センター行き」乗車→「広沢小学校」下車→徒歩約5分

 

7.浜松市博物館

主に静岡県西部地域の古くは縄文時代からの歴史的な出土品や絵の展示・解説、映像コーナーがあります。
子どもが好きな恐竜の骨の展示があったり、国指定史跡蜆塚遺跡がある公園も併設のため、子どもから大人までが楽しめる施設です。

徳川家康がいた浜松市がどのような場所だったのかを知るために、浜松市の数万年前の歴史がわかりやすく紹介されています。

2023年9月24日まで、テーマ展として『家康伝承と浜松』が展示開催されています。
徳川家康が浜松市にいた時の歴史や伝承を紹介しています。
より徳川家康と浜松の関りについて知識を深められるでしょう。

浜松博物館で開催のテーマ展「家康伝承と浜松」詳細情報

開催期間 2022年12月24日(土)~2023年9月24日(日)
開催場所 浜松市博物館特別展示室
開館時間 9:00~17:00
入場料 浜松市博物館入場料のみ
浜松博物館

住所 浜松市中区蜆塚4丁目22-1
電話 053-456-2208
開館時間 9:00~17:00
定休日 月曜日(休日の場合は開館)・祝日の翌日
年末年始(12月29日~1月3日)
※臨時休館あり
入場料 大人310円
高校生150円
小中学生以下無料
駐車場 無料駐車場あり
アクセス バス JR浜松駅北口バスターミナル2番乗り場「蜆塚・佐鳴台方面行き」乗車→「博物館」下車→徒歩約1分
●東名「浜松I.C」より約30分
●東名「浜松西I.C」より約30分
HP https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamahaku/

 

浜松での家康をめぐる旅 7選

日本三大武将の徳川家康をめぐる旅は、歴史を勉強してから行かれると、旅がもっと楽しめます。

どんな戦いがあり、徳川家康がどう関わっていたかを知ってから訪れると、場所の見方が「綺麗だな」「素敵だな」だけではない、感情が生まれます。
現在「どうする家康」が放映され、徳川家康について興味を持ち始めた方や聖地巡礼してみたい方が多いと思います。

ゆかりの地を訪れて徳川家康の行動を知り、どうして天下統一できたのか、浜松でどのように過ごしたか、当時の家康の心情などに思いを馳せることで、より一層歴史を楽しめるでしょう。

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この記事を書いたひと

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