陸の孤島!奥大井湖上へのんびり紅葉旅!浜松から日帰りプチ旅行
忙しい毎日になかなかゆっくりする事もできず、ただただ時間がすぎていく毎日。
そんな日常に、ふと、空しさを感じたりしていませんか?
それは心のリフレッシュが足りないのかもしれませんよ?
行楽の秋に、アド街ック天国でも紹介されたおすすめの『山奥の孤島』に出かけてみてはいかがでしょう。
車で行くこともできますが、電車にゆられながらののんびり旅が定番。
景色をゆっくり眺めながら、ゆったりとした時間の中で、気持ちが晴れ晴れすること間違いありません!
山奥の孤島ってなに?
不思議でしょ?
山奥なのに、孤島。
静岡県の北端に近い接岨峡温泉近くに、不思議な秘境があるのです。
本当に、心癒される旅ができます。
紅葉シーズン、奥大井接岨峡は紅葉がキレイな事でも有名です。
浜松から、ゆっくり日帰りもできますので、家族で、カップルで楽しみながら、疲れた心をリフレッシュする紅葉ツアーを楽しんでみては?
この記事の見出し
出発は新金谷駅から奥大井へ
浜松から東名高速道路をつかって、大井川鐵道『新金谷駅』に向かいます。
始発駅は金谷駅ですが、車で駅に向かう場合には、新金谷駅前に駐車場があるのでこちらが便利です。
ちなみに、駐車料金は有料です!
今回、接岨峡温泉でゆっくりしたかったので、朝早い時刻に出発しました。
新金谷駅〜千頭駅へ。
そして、大井川鐵道名物でもあるアプトラインに乗換えて、千頭駅〜接岨峡温泉に向かいます。
今回の目的地は、奥大井にあるこの『接岨峡温泉』です。
レトロな電車にゆられて
新金谷駅で電車を待っていると、、、、
着たのはこの電車。
見て下さい!この見事な容姿!
レトロな電車に心打ち抜かれました。
ボクはこの時点で、こころが一気に癒されて軽くなったような気がします。
古い電車なので、乗ってみると車内もせまいのですが、乗り心地は懐かしくいい響きが体を伝わってきます。
車で行くのではなく、電車を選んでよかったなぁ〜って思ってます。
さて、少し時間はもどり、電車を待っているさなかにみつけた、この看板!
一気に昭和にタイムスリップしました!
もう、この時点で ぷしゅっ! です♪
ビールを ぷしゅっ! です。
看板の味わいハンパなしっ
しかもお店の名前
「笑うねこ」
って。すげーネーミング!!
もぅ完全にツボでした。
このあとすぐ電車がきて、その容姿に度肝をぬかれたので、他の看板は探しませんでしたが、新金谷駅を利用するときは、ぜひ昭和探ししてみて下さい!
結構楽しめると思いますよ。
田舎に向かうのに、田舎者丸出しなボクは、童心にかえって朝一から楽しんでました!!
ここから約1時間。
大井川沿いを電車にゆられて千頭駅まで向かっていきます。
あっちゅーまにあぷとライン!
新金谷駅から1時間程電車にゆられると到着するのが、乗換駅である千頭駅です。
ここで、アプトラインに乗換えるのですが、それがこれ!
中はさらに狭いですが、おもむきがあっていー感じ♪
景色を見ながら話にも花が咲きます!!
このあぷとライン。
昔、水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設され、山あいを縫うようにカーブ箇所が多く、トンネルも小型で、列車サイズもそれに合わせて、小さな車両を使用しています。
あぷとラインと言われていますが、ラック式鉄道(アプト式)区間のある日本唯一の路線からきています。
千頭駅までの風景は、町並みから田舎、そして大井川の大きな流れをみながら到着します。
しかし、ここ千頭駅からは一気に川の雰囲気がかわり、景色もかなり楽しめます!
途中、こんな景色にも出会いながら、電車に揺られていきます。
千頭駅を出発してからすぐの車窓動画。
映っている川は大井川です!(大井川鐵道だし。。)
ところどころ紅葉もキレイで、風がなければ川に映る山々の景色と紅葉がたまらないです。
キレイな景色にも後押しされ、ビールぷしゅっ と行っちゃいます!!
アプト式電車の真骨頂!接続!!
ん〜〜
どこの駅だったでしょうか。。。
途中、日本一の急勾配の坂を上る為に、パワーをつけるために馬力のある機関車を連結して登るんです。
これが、その連結なう。
ここで少し連結の時間をとります。
この駅の周辺の紅葉もキレイです。
アプト式機関車を取り付けて、日本一の急勾配をのぼる大井川鐵道からの車窓(紅葉)
なんだかんだで奥大井湖上駅!
その後、しばらくして到着します。
千頭駅を出て1時間ぐらいです。
その道中は・・・。
ぜひ実際に足を運んで、自分の目で見てみて下さい!!
行って損はないと思いますよ♪
山奥の孤島、奥大井湖上駅。
記事のタイトル通り、山奥の孤島に到着です。
駅の名前は、奥大井湖上駅。
終点の接岨峡温泉のひとつ手前の駅です。
なぜ、孤島かって?
こんな感じだからです!
ちょうど写真の中央で、森の中にかぶっているところが、奥大井湖上駅になります。
まさに孤島でしょ?
レインボーブリッジ撮影ポイントから撮影した動画がこちら。
うまく霧がかかれば、天空の孤島になるな、、、
そもそも何でこんなな〜んにも無いところに駅ができたのか気になりませんか?
実はこの駅ができている場所の奥に以前民家があったため、ココに駅ができたそうです。
今はこの奥大井湖上駅を通勤・通学の駅として利用されている方はいなく、もっぱら観光客が利用する駅となっています。
駅の一部は文字通り『湖上』にあるため、結構な高さがあります。
写真にうっす〜〜ら映っているんですが、山々の紅葉も奇麗です!
あまりのキレイな紅葉と、澄んだ景色に ぷしゅ っといきたくなりますが、これからトレッキングを考えていたので控えました。
駅には『幸せを呼ぶ鐘』というものがありました。
アツアツのカップルにはオススメですよ♡
さらにこの駅から展望台っぽいところまで5分程度のトレッキングコースがあります!!
接岨峡温泉駅までひと駅分トレッキング
一気にアプトラインで接岨峡温泉駅まで行ってしまうのもいいですが、奥大井湖上駅から歩いていくことができるので、景色を楽しみながらトレッキングをするのもオススメです。
ところどころに紅葉があるので、自然をいっぱいに楽しむ事ができます。
ただここは山奥の孤島。
接岨峡温泉方面に向かうには、鉄橋を渡らなければなりません!!
線路沿いに徒歩で歩ける場所があるので、そこを通っていくわけですが、高所恐怖症の自分にはなかなかの難関!
下をみると、なかなかの高さがあるので、ふぅっとなにか抜けそうになります。
抜けそうなものを抑えつつも、景色をエサに、空元気と勢いでわたっちゃいます!
渡った先にもきれいな紅葉。
さきっぽのほう散っちゃっていますが、こんな紅葉が随所で楽しめるんです。
接岨峡温泉駅までは遊歩道
接岨峡温泉駅につくまでは、遊歩道というかトレッキングコースというか、ちゃんと道らしきものがあるので、ほぼ迷わず進む事ができます。
景色に見とれていても、間違うことはないと思います。
たぶん。
接岨峡温泉駅が見えてくる頃には、川沿いを歩く事が出来るのですが、この川の水の透明度がハンパない!
魚が泳いでいるのもみえるのですが、川底までちょーー浅いんじゃないかって思わされる程のキレイさです。
これくらいキレイな心を持ちたいもんです。
途中こんな吊り橋もわたります!
結構な傾斜なんで、吊り橋なのに端は階段になってるんです!
こんなん初めて見ました!
川の水面に映る景色もい〜感じです。
とまぁ、奥大井湖上駅〜接岨峡温泉駅までは徒歩で1時間ちょっとぐらいかな、、とおぼろげな記憶がですが、程よい運動ができたなぁって感じの距離と時間です。
景色を楽しみながら、散策をしたい方は、かかとがない靴で。。。
温泉で疲れを癒すのもよし!
そのまま、金谷にむかって帰るのもよいですが、少しだけ、この自然に囲まれた場所で一休みしたくはありませんか?
接岨峡温泉駅を山に向かって歩くと、森林露天風呂があるので、疲れをいやすのもオススメです。
小さめの露天風呂があり、部屋をかりて一休みすることもできます。
近くでおでんなどの軽食も売っているので、景色をみながらトレッキングの疲れをいやしてください。
トーマス列車やSLも発車してます
こちらは全席指定の予約となっているようなので、大井川鐵道のホームページで確認してみて下さいね。
紅葉シーズン。
泊まりがけの行楽・観光は無理!でも、ちょっと出かけて帰ってくるのでは物足りない!
そんな方にオススメな奥大井湖上、接岨峡温泉への日帰りプチ旅行。
浜松からはちょうど良い距離です♪
静岡の秋の絶景を楽しんで下さい!
奥大井接岨湖もみじまつり
11月18日(土)は奥大井湖上駅の隣駅『接岨峡温泉駅』にある長島ダム管理所・資料館やまびこにて第14回「奥大井 接岨湖もみじまつり」が開催されます!
⋄長島ダム管理所会場 (長島ダム駅)
・長島ダム見学ツアー 10:00~15:00の間で6回
・接岨湖巡視体験 9:50~14:30の間で6回(1回約1時間)
※どちらも 予約者優先/当日受付可
⋄資料館やまびこ会場 (接岨峡温泉駅)
・秋の味覚 物産市 10:00~14:00 串焼き、豚汁等販売予定
・ミニトロッコ乗車体験 10:00~14:00
この他の紅葉ポイントをチェック
山奥の孤島!奥大井湖上の紅葉まとめ
- 天気によっては山奥なので寒くなる事もあるので、羽織るものがあると便利。
- 接岨峡温泉駅近辺には、ガッツリ食べられるものがありません。
旅館などに泊まるのなら別ですが、お弁当などもって行くと空腹を解消出来ます。
※あったらごめんなさい。 - 奥大井湖上駅でおりてトレッキングがオススメ。
- SLやトーマス列車に乗りたい場合は予約が必要です。
- 今回の旅は、11月下旬でした。シーズンは11月上旬 〜下旬ですが、毎年の気候をみながら行くといいでしょう。
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