浜松に登場！食パン専門店「焼きたて食パン　いっぽん堂浜松入野店」

※この記事でご紹介のパン屋は2023年3月31日（金）に閉店しました。

毎年のようにパン屋さんがオープンしている浜松。
2017年も、いくつかのお店が誕生しました。

その一つ、浜松市西区に2017年4月19日にオープンしたのが「いっぽん堂」さんです。
今までありそうでなかった食パンのみ扱う“食パン専門店”ですが、パンマニアの間でかなり話題になっているお店なんです。

食パンが「予約しないとなかなか買えない・・・」ほどの人気ぶり！
他市からも買いに訪れる人がいるほど注目されているお店の魅力に迫ってみました。

 

食パンオンリーのいっぽん堂はこんなお店！

『毎日食べても飽きのこないような焼きたて食パン』がコンセプトの焼き立て食パン専門店「一本堂」。
大阪に2013年に一号店がオープンし、そのあと関西や関東中心に全国展開しています。
2017年に静岡県内に初出店したのが浜松入野店です。

同じ一斤サイズの食パンを5～7種類扱っています。

一度食べたら、感動の食感とおいしさ！
ドラマのセリフのように「こんなのはじめて～♪」と惹きつけられる人続出です。

とってもシンプルな品揃えなのに客足が絶えない食パン専門店「いっぽん堂」の魅力は、お店のこだわりにあります。

 

いっぽん堂浜松入野店のこだわり

こだわりポイント1【名前】

お店の名前

全国展開している「一本堂」は漢字名です。

「地域の方が親しみやすいお店にしたい」との願いを込めて、浜松店の名前は、全国店で初めて読みやすいひらがな表記にしたのだとか。
浜松入野店の女性店長さんのこだわりです。

商品名

夏季限定商品「すずか」の商品名、じつは「アイス食パン」という名前です。

「アイス食パン」と書かれていると、凍っているパン？！と勘違いされる方もいるかも・・・と、店名に続き、ひらがな名に変更されたそうです。

夏とアイスの冷たさのイメージを持ちつつ、地域の方に親しみを感じてもらえるように、浜松入野店・店長さんやスタッフさんが名前に思いを込めました。
かわいらしく、涼し気な雰囲気を感じますね。

 

こだわりポイント2【小麦粉】

厳選したカナダ産と北海道産「ゆめちから」、九州産小麦粉を使っています。

国産小麦は、100%北海道小麦を使用したいところですが、天候不順などで安定した小麦供給ができないため、厳選した九州産の小麦をブレンドして使用しています。

商品によって、カナダ産または国産小麦だけで焼き上げているので、ぜひ食べ比べて自分好みを見つけてみてくださいね♪
いっぽん堂スタッフさんの間でもカナダ産小麦のパン派か国産小麦のパン派か好みが分かれているそうですよ。

いっぽん堂で使用している国産小麦の「ゆめちから」は、今までの国産小麦と違って、グルテンを多く含むので、もちもちとするだけでなく、ふんわりとした食感もあります。

 

こだわりポイント3【材料】

アレルギーが気になる方にも安心して食べていただけるように配慮しているので、添加物・卵は使用していません。

また、バターをたっぷり使わないパンを提供しています。
バターを使う時は、植物性バターを利用されているとか。
植物性油脂はマーガリンと思いますが、マーガリンは一切使用していません。

 

こだわりポイント4【スライス】

販売されているパンは、スライスされていません。
食パンはスライスしてしまうと、パンは乾燥しやすくなり、せっかくの食感が損なわれてしまうからです。

また、焼き立てのパンはカットすることができません。
焼き上がりすぐの食パンは、柔らかすぎてカットするとパンが潰れてしまうからです。

店頭では、焼き上がり1時間経ったパンに限り、3～12枚までお好みの枚数でスライスしてくれます。
いつもより贅沢な厚みで・・・、サンドウィッチ用に・・・といろいろな食べ方が楽しめますね。
（※スライスできるパンは、具が入っていないプレーンなパンに限定されます）

自宅でスライスされる時は、柔らかなパン用パンナイフを使うときれいにスライスできます。

 

いっぽん堂の店内

シンプルな白を基調とした壁に可愛らしさを感じる小物が置かれています。

出入り口

あれ？パン屋だけど、パンが並んでない!?

商品のパンは、店内のレジ奥や厨房に並んでいるだけです。
お店の中で自分でトレーにのせて・・・ということはしません。

レジ横に、販売中の食パンを表示しています。

レジで販売中のパンを注文して購入します。
焼き上がり待ちのパンは、数に余裕があれば予約ができますよ。

 

気になる商品のラインナップ

とってもフワフワ食パンなのに、弾力がハンパないです。
指でパンの真ん中をちょっと押してみてください。

凹んでも、いつの間にか指跡の凹みが元に戻ってしまうんです。
柔らかい市販の食パンは、指跡がそのままですが、ココのパンは柔らかくてもコシがあるんですね。

どのパンも、フワモチ感と風味は、絶品！

「一本堂食パン（ぷれーん）」260円

しっとり、もちもち食感の「一本堂食パン（ぷれーん）」。
朝一番に焼き上げてます。

9時開店と同時に販売していますが、一番リーズナブルな価格でもあるため10時ごろには完売だそうです。

9時、13時半、15時半の一日3回の焼き上がりです。

 

「たから」340円

一本堂食パン（ぷれーん）の密度をさらに高めて、もちもちの食感を増した「たから」は、重さもずっしりとしています。
カナダ産の小麦でつくられています。

パンの中身は、国産小麦パンよりもほんのり黄色がかった色が特徴です。
あっさりとした食感なので、サンドするものを選ばず何でも相性がいいです。

厚切りトーストがおススメ。

一日1回、11時だけの焼き上がり販売です。
12時ごろには完売するようです。

 

「すずか」380円

カルピス（株）の47%生クリームを練りこんでいるので、もちもっちとしているのにシットリとした風合いです。
耳まで驚きのフワフワ食感なので、トーストせずにそのまま食べるのが絶対おススメ！
冷蔵してもパサついたり固くならないので、サンドウィッチ用としてサラダとの相性もいいです。

暑い時期の作業で生クリームが分離しやすいので、生地に生クリームを混ぜる時は生地や道具類、作業場などもしっかり冷やすなど特に気を遣いながらの作業だったそうです。

パン職人渾身の食パン「すずか」は、9月いっぱいまでの夏季限定商品は、1日1回12時の焼き上がりです。

 

「ゆたか」360円

国産小麦（北海道産と九州産ブレンド）のみを使った「ゆたか」。

国産小麦を味わいたいなら、こちらです。
さっぱりとしながらも甘さがひろがる風味が楽しめます。

トーストすると耳はサクッとして中はモチモチっとした口当たりが柔らかな食感が楽しめます。

1日2回、10時と14時半の焼き上がりです。

 

「ちーずゆたか」480円

国産小麦（北海道産と九州産ブレンド）で作った「ゆたか」の中に、たっぷりの北海道産チーズ2種をたっぷり入れました。

ミニキューブチーズは、主張しすぎない風合いで、パンの生地の風味とよく合います。
普通、この量のチーズが入っていると、チーズの味がパンの風味よりも濃厚に感じるんですが、意外とあっさりとして私好みのチーズでした。

1日2回、10時と14時半の焼き上がりです。

たっぷりチーズを生地に巻き込むところをキャッチ！

「れーずん」360円

1週間、ラム酒にじっくりと漬けこんだ大粒レーズンをたっぷり使った「れーずん」食パン。
ラム酒漬けといっても、オーブンでアルコールは飛びますのでお子さんにも十分召し上がれます。

バターを塗ってトーストすれば、香ばしさも味わえます。

このパンで作ったラスクもおススメ♪

 

「つぶあん」480円

水曜日だけの販売で限定30本の「つぶあん」。

国産小麦と北海道産粒あんのコラボ商品です。
もちもち食感のつぶあんは、バタートーストにすると、もう声が出ないほどの絶品♪

店長さんこだわりで浜松入野店のみ扱う粒あんなので、とっても甘さ控えめ。
パンの甘さと餡の量がほどよい、絶妙なバランスです！

粒あんの量は多すぎても、少なすぎてもパンの膨らみに影響するので、何度も何度も試行錯誤しながら配分量を決めたそうです。

㈬の10時と14時半の2回の焼き上がりです。

 

こちらもおススメ！

ラスク

いっぽん堂で焼き上げたパンで作ったラスクです。

一口サイズにカットされているのでとっても食べやす～い♪
また、とっても固くて乾燥しているイメージのラスクですが、厚みがあるので思っていたほど固くないです。

ジャム

ジャムも取り扱っています。
食パンはそのまま食べても、もちろんおいしいですが、たまには違った味わい方もいいですよね。

【信州産ふじりんごのジャム】

添加物・保存料未使用です。

【「Tiptree（チップトリー）」のジャム】

英国王室御用達に指定された英国屈指の高級ジャムブランド「Tiptree（チップトリー）」の甘さ控えめなジャムです。

 

ポイントカードがあります

パンを一つお買い上げごとに1ポイントのスタンプを押してもらえます。
ポイントの期限はありません。

30ポイントたまると、「一本堂（ぷれーん）」を1斤もらえます。
オープンしてまだ5か月なのに、もうスタンプがたまったお客様が何人もいたそうですよ。

 

焼き上がり時間はココでチェック！

 

一本堂のアクセスや駐車場情報

いっぽん堂に行ってきたまとめ

オープン以来「お店に行っても、なかなか買えないー(T_T)」と噂になっていたいっぽん堂浜松入野店。
取材日もお客さんがずっと途切れず、電話もずっと鳴りっぱなしで、大人気なのが分かります。

開店時間やパンの焼き上がり時間、お昼の時間帯は特に混むようです。
職場の休憩時間に代表者が職場分をまとめ買いに来るというお客様もいるそうですよ。

10月からは、「すずか」に代わり、新商品が登場します。
どんな食パンが販売されるのか、まだまだいっぽん堂です♪

 

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