ワクワクドキドキ洞窟探検!!鷲沢風穴【浜松市の鍾乳洞①】
この記事の見出し
鷲沢風穴はこんなところ♪
鷲沢風穴は浜松市北区の鷲沢地区にある鍾乳洞です。
3カ所の観光鍾乳洞の中では規模は小さめですが、内部はほぼ自然に近い形で2~3億年前から徐々に地殻変動を経て、現在に至る石灰岩洞窟です。
南北朝時代に武士が仮住まいしたとも伝えられているそうで、入口入ってすぐに「遺跡 南朝落人の隠れ家」と書かれたプレートがついていました。
いよいよ洞窟探検開始!
洞窟探検気分で、ヘルメット着用して入洞します。
入洞料を支払って受付後に、受付横でヘルメットを貸出しています。
大人用と子供用にサイズが分かれています。
受付のおばちゃんが「これ、どうぞ~」と笑顔で手渡してくれました。
たくさんのヘルメットが並んでいますが、正直こんなに大勢は洞窟内に入れるスペースがないと思います。
大人もかっこ悪い~と思わずに、しっかりと被ってくださいね~。
洞窟内の天井はかなり低い場所もあって、頭をゴンゴンと何度もぶつけました。
ヘルメットのおかげでぶつける痛みはなかったです。
ヘルメットの準備ができたら、風穴入口へGO~♪
無事に洞窟探検できますよう、風穴観音様にまずは入洞のご挨拶と探検の安全をお願いします。
さぁ、いよいよ洞窟に入ります。
洞内は安全対策のためか照明がついていて、足元はよく見えます。
肝試し?!のような雰囲気まではいきませんが洞窟内は天井が低かったり、狭い空間もあり、アドベンチャー気分が高まります。
鍾乳洞なので天井からお水がポトンポトンと滴り落ちてきたり、水たまりの部分もあり(滑らないようにマットが敷かれていますが)坂道は滑って転ばないようにご注意くださいね。
多少濡れたり、汚れたりしてもいいような服装がおススメです。
小さなお子様と一緒の時は、着替えをお忘れなく。(男の子ならチャレンジしたくなる場所があり、必ず汚れます!)
坂道の箇所は手すりがついているので、手すりを持ちながらなんとか通れました。
道順は一応書いてありますが、途中で二手に分かれている部分があったりして、迷路感覚も味わえます。
一緒に行った身長140㎝の娘は、初めてなのにワクワクしながら一人でドンドン奥へ進んでいってしまいましたが、私は頭上にぶつからないように腰をかがめながら…岩と岩の間を体を横にしながら…
ノタノタ亀のようにしか進めませんでした。
こんな急な階段があったり…
階段を登っていくと狭くなっていったり…
こんな時は、焦って汗だくになりがちな私ですが、洞窟内は快適!
なんと15℃‼
年中この温度だそうです。
夏は涼しく、冬は暖かいですね。
鷲沢風穴の見どころ♪
洞内のすべてが自然に出来上がった岩盤で、同じ場所の石灰岩洞窟なのに、驚くほど色々な表情が見られます。
見どころポイントには、案内板プレートがあります。
池があったり…滝があったり…谷があったり…
天井は、平らになのに、壁面は長い年月をかけて洞内の水の力でさまざまな形に変わってきたことにものすごい長い歴史を感じます。
一か所だけ真っ暗な穴の部分がありました。
そこは「胎内くぐり↓(希望者はどうぞ)」と書かれた場所。
スマホの明かりを照らしてあげましたが、明かりがないとホント真っ暗‼
そこをくぐると別のルートに合流できる穴ですが、通り抜けるには、子ども:四つん這い、大人:ほふく前進の体制になる必要があります。
東大寺の大仏の鼻の穴よりは大きめでしょうが、チャレンジャーはお子さんだけの方が無難ですね。
訪れた日は水びたしでしたので、娘は断念。
このスポットは、好奇心旺盛な子ども達に大人気のようです。
鷲沢風穴は、ほかにもいろいろ楽しめちゃう♪
鷲沢風穴の楽しみは、洞窟内だけではありません。
1. 鍾乳洞から湧き出た名水が味わえます
コップがあるのでその場で飲むことができますし、もちろん持ち帰りもできます。
お水はとっても冷たくって、味は「まろやか」とパンフに書かれていますがホントこの表現がしっくりくるほど、まろやかでおいしい~。
風穴から出ると外気のムッとするような蒸し暑さでしたが、名水を一口飲むと、体の中にヒンヤリ感が染みわたりました。
風穴の湧水には、天然のミネラル成分がバランス良く含まれているそうです。
「スイカの皮部分のように甘い」と娘の感想。
スイカはほとんどが水分でビタミンやミネラルが豊富だからでしょうか…。(謎;)
「風穴の水」を持ち帰りの場合は、受付で管理費として20Lにつき、100円を支払います。
この名水目当てに来られる地域の人達もいて、私たちが訪れたときはタンク持参で列で並んでいました。
我が家には、ペットボトル4L分持ち帰り。
2. 地域で収穫された野菜をはじめ農産物や民芸品の販売
赤い屋根の建物の外には、季節の野菜、建物内には米やお茶などの農産物や民芸品など、色々なお土産品が並んでいます。
3. 公園があります
駐車場から下へ降りると、そこは公園。
木製遊具のターザンロープやシーソー、ブランコなどがあり、風穴鑑賞後も思いっきり遊べます。
案の定、娘も貸し切り状態の公園で30分くらい遊んでいました。
4. キャンプ場があります
手前には川が流れていて川遊びができます。
利用するには、あらかじめ予約が必要です。
この日の利用者は誰もいませんでしたが、夏のシーズンになると混み合うので早めに予約してくださいとのこと。
川遊びが楽しめたり、公園があるのでお子様も1日中思いっきり遊べそうですね。
利用料:一区画 2,000円
5. 仰天の滝があります
行きの鷲沢風穴入口ゲートを入ってくるとすぐに「仰天の滝」の看板!
そんな驚くような滝があるのか?
それとも、昔この場所で何か仰天するような出来事があったのか?
どんな滝なのか、興味がわいてきますよね~。
ですが、まずは鷲沢風穴へ行き、その帰りにお立ち寄りになるのをお勧めします。
詳しくはこちらの滝記事をご覧ください。
「仰天の滝」や鷲沢風穴周辺(風穴から車で約10分)にある「仙巌(せんがん)の滝」もご紹介してます。
鷲沢風穴へのアクセス
まずは、浜松市北区都田にあるフルーツパークを目指すといいでしょう。
フルーツパークから鷲沢町方面に車で向かって約10~12分位の場所です。
浜松S.A.スマートI.C.からでも車で約12~15分くらいです。
このあたりを車で走っていると[鷲沢風穴はこちら→]という看板が何か所かにあります。
その案内通りにいくと道は迷いません…が、あとどのくらいで着くの?と不安になると思います。
この↓手書きの味のある看板に行きついたら、ほぼ到着です。
この看板の示す方へ入ると対向車とすれ違いできない道なのでゆっくり注意して進んでください。
途中に↓こちらの看板があり、興味をそそられますが、「仰天の滝」は帰りにお楽しみください♪
まずは、そのまま鷲沢風穴前まで進みます。
行き止まりで、トイレの前の広場が駐車場です。
ざっと30台以上が停められる広場になっています。
目の前の赤い屋根の建物の右側が受付になります。
住所 | 静岡県浜松市北区鷲沢町428 |
電話 | 053-428-2965 |
駐車場 | あり |
公共交通機関 | 天竜浜名湖鉄道「都田駅」下車→遠鉄タクシーにこにこバス乗車 (にこにこバス:9人乗り・平日のみ運行・1日6便)「風穴入口」下車→徒歩7~10分 |
入洞時間 | 3月~10月は9:00~17:00、11月~2月は9:00~16:00(最終入場は30分前までに) |
入洞料金 | 大人:400円、子ども:200円 |
定休日 | 水・金(祝祭日は営業、7,8月は無休) |
トイレ | あり |
このページを見た方がよく見る情報
探検気分の鷲沢風穴のまとめ
ヘルメットをかぶって探検気分が高まる「鷲沢風穴」。
内部は明るいので小さなお子様でも楽しめると思います。
鍾乳洞は10分くらいでひと回りできますので、子どもは喜んで何回も行き来していました。
混んでいないときには、ゆっくりと過ごせると思います。
山の中の施設なので、虫よけ対策が気になると思いますが、洞窟は特に気になりませんでした。
ただ、名水をいただく場所、キャンプ場は水場がありますので、蚊に刺されないようにあらかじめ虫よけ対策をしておいた方がいいかもしれませんね。
鷲沢風穴の周辺は、都田総合運動公園、フルーツパーク、ブドウ狩りなどの観光スポットや美味しいものが味わえるお店が他にもいろいろあります。
セットでお立ち寄りになると1日、この周辺で楽しめます。
この記事をSNSでシェア