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春を感じる和スイーツ4種&いちご大福が買えるオススメの14店

まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では立春を過ぎ、徐々に春めいてくる季節になりました。
この時期になると、スーパーやコンビニでは桜やイチゴなど春らしいパッケージのお菓子が並び、売り場も華やかな色合いになります。
また、和菓子屋さんや洋菓子屋さんの店先でもピンク色を使ったお菓子が増え、春の訪れを感じますね。

春を連想するお菓子といえば何を思い浮かべますか。
いちご大福、桜餅、道明寺、ひなあられ、うぐいす餅・・・。
ちょっと思い浮かべただけで出てくるのは和菓子が多いのではないでしょうか。

最近は和スイーツとして注目もされている和菓子。
目で見て楽しい、食べて美味しい春の和菓子をご紹介したいと思います。

 

この記事の見出し

いちご大福

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いちご大福は昭和後期に考案された比較的新しい和菓子です。
いちご大福発祥のお店は全国に何店舗かあり、『ここが発祥のお店!』とは特定できません。
かつては元祖論争になったこともあったようです。
東京都新宿区にある大角玉屋や三重県津市のとらや本家、大阪市旭区の松福堂正一など有力な発祥のお店は多くありますが、決め手にかけるようですね。

ちなみに、いちご大福の製造法の特許は『大角玉屋』さんが保有しているそうです。
ホームページにも元祖と記載され、20年以上のロングセラー。
最近では海外からのお客様も多いとのことです。

 

発酵する和菓子?!

実はいちご大福って発酵しているってご存知ですか。
いちご大福は、苺の表面を餡で覆っているんですが、餡の糖分で苺の表面に付着している酵母菌が増え発酵しやすい状態になるそうです。
作られてから時間がたったいちご大福は少しシュワシュワと感じることがあります。
これは発酵している状態ということ。
もちろん、作られて間もない時間ならいちご大福を食べてシュワシュワするなんてことはありませんよ。

 

フルーツ大福

最近ではいちご大福の他にも、みかん大福やバナナ大福、キウイ大福など様々なフルーツを使った大福が出ています。
なかには複数のフルーツを一度に包んでしまったツワモノも。

浜松でも三ヶ日みかんを使ったみかん大福が売られていますが、ご存じですか。
とてもジューシーで見た目のボリュームに反してパクっといただけてしまいます。
冷凍した状態で販売されているので、半解凍の状態でアイス感覚でいただくのも美味しいですよ。

 

桜餅

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桜の香りがほんのり香る桜餅。
塩漬けにした桜の葉は一緒に食べると甘さが引き立ちます。
でも、この桜の葉は食べずに残してしまう人も多く、好みが別れるところですね。

 

桜餅の種類

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この桜餅、関東と関西で違いがあるんです。
関東風は江戸発祥のもので、クレープ状に焼いた生地で餡を包み桜の葉を外側に巻くようにして作ります。
対して関西風は、道明寺粉を蒸して餅を作り、これに餡をつめて桜の葉を包み作ります。
関東風の桜餅は長命寺(長命寺門前で売りだしたのが始まりとされるため)、関西風の桜餅は京風桜餅もしくは道明寺(大阪府にある道明寺で最初に作られた保存食を使って作られたため)と区別されています。

 

桜餅の葉は何のため?

そもそも桜餅はなぜ桜の葉でくるまれているのでしょう。
直接手で持ってもベタベタにならないからなんて理由もあるかもしれませんが、桜の葉でくるむことで次のような効果があるんです。

  • 桜の葉の香りづけ
  • お餅の乾燥防止

ちなみに、桜餅の独特な香りは、葉に含まれるクマリンという成分によるものです。
このクマリンという成分は、生の葉にはなく、塩漬けすることで初めて発生します。
クマリンには抗酸化作用や抗菌作用がありますが、肝毒性があるため一度に大量の葉を食べるには注意が必要です。
ただし、桜餅の2〜3個食べるだけでは、問題にはならないのでご安心下さいね。

 

桜餅の葉は食べる?食べない?

さてこの桜餅の葉ですが、食べる派と食べない派に別れるところですよね。
御茶会などお呼ばれした先で出てきた場合のマナー的にはどうなのか気になりませんか。
一番無難なマナーとしては食べないことです。
御茶会などの席では、出されたお菓子を黒文字で一口大に切って頂くもの。
その場合、葉にある葉脈が切りにくいので、あらかじめ葉を外して皿の奥へまとめて置いておくと美しく食べられます。

なお、お店では「香りづけに包んでいるので食べないほうがいい」というお店と、「一緒に食べて欲しい」というお店に別れるようです。

 

ひなあられ

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桃の節句でお供えされる節句菓子のひなあられ。
バレンタインを過ぎると、チョコレートと入れ違いにお店のメインスペースに置かれていますよね。
今では当然のように食べられているひなあられですが、由来や意味はご存知ですか。

ひなあられの由来と意味

ひなあられはもともと『ひし餅』を外でも食べられるようにと砕いて作られたもの、という説もあるそうです。
そういわれてみると、ひなあられもひし餅も同じ色合いですね。

実はひなあられの色にはそれぞれ意味があるんです。
『白』 大地のエネルギー
『緑』 木々のエネルギー
『赤』 生命のエネルギー
この3色のお菓子を食べることで自然の力を得て『災いや病気を追い払い成長できる』という意味合いも込められています。

 

ひなあられの種類

ひなあられにも桜餅のように関東風、関西風があるのはご存じですか。

関東風は、甘い砂糖にコーティングされた米粒状のお菓子が一般的です。
昔からあるポン菓子に砂糖をコーティングした感じですね。
色もピンクや黄色、白など色とりどりで、子供受けがよさそうな気がします。

一方関西風は、1センチくらいの丸いお煎餅のことを雛あられといいます。
関東風のように甘くはありません。
ひなあられ自体もともと京都発祥といわれているので、こちらが正式なものかもしれませんね。

雛人形はいつからいつまで飾る?

ひなあられといえば雛人形ということで、雛人形の飾る時期についてもご紹介します。

よく雛人形の飾る時期は早いほうがいいとか、早く片付けないとお嫁に行き遅れるなんていわれていますよね。
でも飾り始める時期についてはあまり聞きません。

実は、飾り付けを開始する時期について特に決まりはないんです。
あえていうなら、桃の節句の2週間前に飾るのが一般的といわれています。
とはいっても、年に一度せっかくだから早く飾りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
早めに飾りたい場合は、2月の立春の時期(節分後の2月4日から2月中旬)に飾り始めるのがいいとされています。

最近では7段や8段飾りなど大掛かりなものを用意するお宅も減ってきているようですが、それでも飾り付けにはかなりの労力がかかります。
せっかく飾ったのなら長く楽しみたいものですね。

 

うぐいす餅

餡を求肥などで包み、両端を尖らせてうぐいす粉(青大豆から作ったきな粉)をまぶした早春の和菓子。
若草色のきな粉が早春に見られる若葉の色のようで、春を感じさせます。
最近はよもぎを混ぜた生地で包んだり、仕上げにきな粉をまぶすものもあります。
うぐいす餅は、朝作ってその日のうちに食べた方がいいので、朝生菓子といわれるそうです。

 

名前の名付け親は歴史的偉人

このうぐいす餅の名付け親は豊臣秀吉だといわれています。
秀吉の弟の豊臣秀長が兄を招いた茶会を開く際に菓子を作るよう命じ、その菓子を気に入った秀吉が名前を付けたそうです。
この菓子を作ったのが奈良の老舗「本家菊屋」。
いまでも奈良県大和郡山市に本店があり、昔ながらの佇まいを残しています。

 

うぐいすとメジロ

うぐいすとメジロ
春を告げる鳥としてうぐいすもメジロも有名ですが、昔からこの両者は混同されがちでした。
時期的にも場所的にも重なることが多いため、メジロをうぐいすと思ってしまうことが多かったのです。
メジロは梅の花蜜に目がなく、比較的警戒心が緩いため姿を観察しやすいです。
一方、うぐいすは「ホーホケキョ」と声は聞こえても警戒心が強いため、なかなか姿をみることはありません。
見た目の見分け方としてわかりやすいのは、目の周りの違い
目の周りに白いラインがあるのがメジロ、ないものがうぐいすです。

昔から、『梅にうぐいす』の主題のものであっても、『梅にメジロ』を描いている画家も多いです。
これを期にうぐいすとメジロの違いがきちんと描かれているか、確認してみてはいかがでしょうか。

 

オススメのいちご大福販売店舗

春を感じる和菓子はいろいろありますが、中でも私が一番好きなのはいちご大福♪
洋菓子に比べてカロリーも低く、見た目も可愛らしくて、様々な餡を味わえるのが好きな理由です。

毎年この時期になると、いろいろな和菓子屋さんを巡っていちご大福を堪能しています。

ひと昔前は「餡と苺なんて合わない!」なんて声もありましたが、今や大人気商品で、どこの和菓子屋さんでもよく見かけますよね。
一括りにいちご大福といってもお店ごとに様々な趣向をこらしています。
白あん、粒あん、こしあん、中には生クリームを使った和洋折衷の苺大福も。
中身の餡が違うだけで見た目の印象もガラリと変わりますね。

浜松市内でも、この時期限定でいちご大福を並べている店舗は多くあります。

 

14. 和菓子処しず花 (白あん)いちごの雫(190円)

住所 浜松市西区舘山寺町2335 1F
電話 053-487-6256
営業時間 9:00〜
定休日 月曜日、火曜日

 

13. 御菓子司杉野屋 (白あん)いちご大福(157円)

住所 浜松市中区浅田町158-2
電話 053-454-5087
営業時間 9:00〜19:00
定休日 月曜日

 

12. 手づくり和洋菓子 つるや (白あん)いちご大福

住所 浜松市西区庄内町714-1
電話 053-487-0117
営業時間 8:00〜19:00
定休日 水曜日

 

11. 三倉屋 (白あん)苺大福(130円)

住所 浜松市南区西島町542
電話 053-426-0033
営業時間
定休日

 

まだまだオススメのいちご大福のお店はありますよ〜
いちご大福大好きな私のオススメのお店の続きは、次のページからどうぞ。

 

あ、そうそう!
美味しいパンや、ケーキ屋さんも一緒にご紹介するね。
デコレーションケーキを作ってくるお店は、キッズの誕生日のサプライズにはもってこいですよ。

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この記事を書いたひと

のの

のの

千葉県出身の30代主婦。結婚を期に浜松へ引っ越してきました。浜松にきて驚くこともいっぱいですが、新たな発見もできて楽しい毎日です。
休日は子どもとお出かけすることが多いので、一緒に楽しめる場所を日々サーチ中!