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第2弾!【天竜浜名湖鉄道観光】寸座駅~金指駅までの残したい風景6選

 2018/12/26
学ぶ この記事は約 7 分で読めます。

 

天竜浜名湖鉄道 寸座駅

天竜浜名湖鉄道 寸座駅

ホームと待合室しかない無人駅です。

浜名湖に面しているので、湖面が一望できます。
天竜浜名湖鉄道の駅から観る浜名湖は、この駅が一番展望が素晴らしいですね。

 

天竜浜名湖鉄道 気賀駅

天竜浜名湖鉄道 気賀駅

この駅も、本屋、上屋およびプラットホームが登録有形文化財として登録されています。

2017年の大河ドラマ「女城主 直虎」の舞台となった井伊谷の最寄り駅となっています。
駅全体が、直虎が後見人をした「井伊直政」の戦国最強の精鋭部隊「井伊の赤備え」をイメージした赤で飾られています。

 

天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)

天白磐座遺跡

古墳時代から続き、水霊を祀る巨石信仰の遺跡だそうです。

「女城主 直虎」でも子供時代に遊んだ場所として撮影された場所です。
井伊谷から近いので、幼少の「おとわ」と名乗っていたころ、本当に遊んだ場所かもしれません。

ここの巨石を前にすると、荘厳な感覚を覚え、初めて来た時は、息を飲むほどの感動を覚えました。
ここは間違いなく、パワースポットではないでしょうか。

 

堀川城跡

堀川城跡

気賀駅から徒歩で10分ほど。都田川河口にあり、満潮時には道が塞がる干潟の中にあったとされています。

今川方についていた土豪の新田勇作、尾藤主膳らが地元の農民や雑兵など約1,700人を集めて、徳川家康に対して、気賀の堀川城に立て籠もりました。
徳川軍に勝てるはずもなく、城兵の半分が戦死し、協力した農民も女子供含めて700人も惨殺されたという悲しい歴史がある城跡です。

この城も「女城主 直虎」のエピソードとして放送されました。
(少し史実とは違っていましたが、そこは歴史ドラマですから)

徳川家康も戦国時代、味方には手厚いが、叛逆者には容赦なかったようです。

 

天竜浜名湖鉄道 金指駅

天竜浜名湖鉄道 金指駅

上屋とプラットホームと高架貯水槽が登録有形文化財として登録されています。

ここは、天竜浜名湖鉄道の中で数少ない有人駅です。
昔は浜松軽便鉄道や遠鉄奥山線が乗り入れるなど、奥浜名湖方面の中心となる駅だったようです。

この電車に懐かしさを感じる方もいらっしゃるでしょう。
平成30年5月16日より、天浜線で運行が開始された『Re+(リ・プラス)』です。
東海道線では懐かしの配色ですが、天浜線沿線にお茶の葉とみかんのイメージカラーでラッピングされた車両です。

年末年始も運行されています。
(運行は一部の駅間に限定されています。)

『Re+(リ・プラス)』年末年始の運行時間

 

金指駅 高架貯水槽

金指駅 高架貯水槽

気賀駅の上屋やプラットホームと同じく、登録有形文化財に指定されたものです。

天竜浜名湖鉄道以前は、国鉄二俣線でした。
その当時、蒸気機関車も走っていました。

蒸気機関車には大量の水着が必要で、一気に水を注ぐための貯水槽です。
天竜浜名湖鉄道で蒸気機関車が走ることはありませんが、その当時の面影を残す施設です。

この金指駅以外では、二俣駅にも残っています。

 

ご紹介6スポットの詳細情報

天竜浜名湖鉄道「寸座駅」

天竜浜名湖鉄道寸座駅

※無人駅です。

住所 浜松市北区細江町寸座11136-3
電話 天竜浜名湖鉄道営業課
053-925-2276
駐車場 なし
公式HP https://www.tenhama.co.jp/about/station/sunza/

 

天竜浜名湖鉄道「気賀駅」

天竜浜名湖鉄道「気賀駅」

 

天竜浜名湖鉄道気賀駅

※無人駅です。
※駅併設に「中華屋 貴長」があります。
※レンタサイクルがあります。

住所 浜松市北区細江町気賀429-1
電話 天竜浜名湖鉄道営業課
053-925-2276
中華屋 貴長
営業時間
11:00~20:00
中華屋 貴長
定休日
水曜日
※祝日の場合は営業し、翌日休み
中華屋 貴長
電話番号
053-523-0806
レンタサイクル
営業時間
9:00~16:30
駐車場 なし
公式HP https://www.tenhama.co.jp/about/station/kiga/

 

天白磐座遺跡

天白磐座遺跡

天白磐座遺跡

住所 浜松市北区引佐町井伊谷1151-177
電話 なし
見学時間 自由
※渭伊神社境内の奥に遺跡への順路があります。
駐車場 渭伊神社専用駐車場あり
家康くん
こちらで天白磐座遺跡に行ってきた様子をレポしておるぞ~。

 

堀川城跡

堀川城跡

住所 浜松市北区細江町気賀5261
電話 奥浜名湖観光協会
053-522-4720
駐車場 なし
アクセス 天竜浜名湖鉄道気賀駅から徒歩で10分

 

天竜浜名湖鉄道「金指駅」

天竜浜名湖鉄道金指駅

※レンタサイクルがあります。

住所 浜松市北区引佐町金指1033-2
電話 053-542-0400

営業時間
平日7:15~16:15
土日祝9:00~16:15
駅の休業日 12/30~1/3休み
駐車場 無料駐車場あり
※約10台分
レンタサイクル
営業時間
9:00~16:30
公式HP https://www.tenhama.co.jp/about/station/kanasashi/

 

天浜線沿線:地元の残したい風景6選をよせて

大正時代から始まった天竜浜名湖鉄道は、東は掛川駅・西は湖西市の新所原までつなぐ国の登録有形文化財に登録された路線です。

今回は、その天浜線の寸座駅~気賀駅~金指駅の5駅間沿線の風景をお届けしました。

レトロや懐かしさを感じる列車・駅舎だけでなく沿線周辺は井伊直虎・徳川家康関連の戦国スポット、寺社や関所などさまざまな観光スポット・イベントも開催しています。
車窓からは昔から変わらない風景が広がり、ゆっくりとした時間の流れを感じる旅をお楽しみいただけますよ。

次はあなたが残しておきたいと感じる風景を探しに出かけてみませんか。

 

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天竜浜名湖鉄道 金指駅

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この記事を書いたひと

山下清生

山下清生

浜松工業高校デザイン科卒。
3年間印刷会社でデザイナーを経験したあと、ヤマハ発動機(株)勤務。
定年を迎えましたが、引き続き勤務中。

だから、昔から好きだった絵を描くことを再開しました。
(まだ5年くらいは働きますが・・・)
今、描きたいものが、たくさん目の前に現れています。
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<受賞歴>
2020年 2月 「浜松市芸術祭第67回市展」入選
2020年11月 「日本国際水彩画会秋季秀作ネット展2020」入選
2021年 4月 「第21回日本国際水彩画交流展」入選
2021年 6月 「第4回日美展・絵画部門」入選
2021年 9月 「第45回記念新日美展」佳作入賞
2021年11月 「JIWI秋季国際水彩画展2021」入選
2022年 1月 「浜松市芸術祭第69回市展」入選
2022年 6月 「第5回日美展 絵画部門」優秀賞
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◆絵だけでなく小説の執筆活動にも挑戦していました。

1996年(平成8年) 作品「こちら何でも相談室」創元推理短編賞 
2001年〜2005年頃 掛川市大須賀に在住のミステリー作家の「木谷恭介」に弟子入りして、木谷工房に参加
         「玉沖好也(たまおきよしや)」というペンネームで一部下書きとアイデア出し、表紙を担当させていただきました。
2012年(平成24年) 作品「二俣城備忘録」伊豆文学賞 
2020年(令和 2年) 作品「二俣城攻防録」ふじのくに芸術祭2020文学部門小説の部 奨励賞
2021年(令和 3年) 作品「潮流(万石事件)」ふじのくに芸術祭2021文学部門小説の部 入選