【自由気ままに走ってる】ラッパの音が聞こえたら…令和の豆腐売り

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「とーふー♪」の音が聞こえたら、鍋よりエコバック

「とーふー」のラッパ音は誰もが知っていますが、
鍋を持って追いかけた経験のある人は何人いるでしょうか。
今、浜名区の住宅街に響いています。
移動スーパーに進化した現代の豆腐売り
先日、近所から懐かしいラッパの音が。
「今なら出来るかもしれない。鍋を持って走れるかもしれない!」
と片手鍋を持ってオトノナルホウヘ→。

まぁ分かってはいたのですが、豆腐売りはリアカーや自転車といったスタイルではなく、トラック型の移動販売車。
豆腐だけじゃなくパンまで売っている移動スーパースタイルでした。
創業文久二年「染野屋半次郎」は世界進出している老舗だった

この豆腐売りさんは「染野屋半次郎」という創業160年以上の老舗豆腐店。
スペインのバルセロナやマレーシアのクアラルンプールにも展開しているグローバルな企業でした。
浜松で出会える世界進出の豆腐、なんだかすごい感じがします。
どこで作ってるの?
にがり豆腐などパッキングされているお豆腐は染野屋さんの工場で作っているそうですが、
豆乳コロッケなど、消費期限当日のような商品は、豆乳などの素材をその土地のお店屋さんにおろして作ってもらっているそうです。
ならば地元の味、なのかな?違うかな?
次回取置きもOKな豆腐売り

車から降りた瞬間、良い人〜という覇気を放ってくる笑顔が素敵な豆腐売りさん。
「チラシに載っていない商品もあるんです、選ぶ楽しさを感じて欲しくて」
「ガンモはもうこれだけなんです」
「厚揚げは売り切れちゃったんですが、次回取り置きもできますよ」
「でも来れなかったら次の場所で売っちゃうので、お気軽にどうぞ」
商品を説明する話し方や表情から、商品愛がビシビシ伝わってくるので、そんなの聞いてたら食べたくなってしまうのはしょうがないですよね。

え!元銀行の営業マンなんですか!?(そんな雰囲気は出てた)
「このお豆腐が好きで転職しました」
そんなに美味しいんですかここのお豆腐!
五目ガンモ(大)(324円)と豆腐(300円くらい)を買って帰りました。
現代の豆腐売りで必要なのは、鍋ではなくエコバックでした。
家族にも好評!さすがに美味しい

さっそく煮て夕飯に出しました。
私は良い豆腐の味を知らないのですが
それでも「いつもより美味しい」と感じました。
家族に食べてもらったところ、
「ガンモは味が薄い」
「3個パック98円の豆腐より断然美味しい!」
と、好評でした。
高い豆腐だから美味しいのか、
ここの豆腐が美味しいのか、
豆腐の味を知っている人に食べてもらいたいと思いました。
どこ走ってる?自由気ままに走ってる。
数台で範囲を決めて浜松市内を定期的に回っているようです。
が、ルートが確定しているわけではないそうです。
先週は5時ごろ西から来たが、翌週は6時ごろに東から来る、と言った感じで、自由気ままに走ってるそうです。
お住まいの地域に来るかこないかは
「本社のフリーダイヤルに電話してくれれば」
とのこと。
「浜松の八幡あたりに住んでるんですが、この辺って大体何時くらいに移動販売きますかねぇ」
と言った感じで聞いてみてください。
「中央でも走ってますか?」
と聞いたところ
「中央は20代のイケメン君が担当です」
とのことで、
お目目くりくりのお豆腐売りさんの覇気を感じたいなら、浜名区で買うしかなさそうです。
まとめ:令和の豆腐売りは食卓をバラエティ豊かにしてくれる
昔ながらのラッパの音はそのままに、現代のニーズに合わせて進化した移動豆腐販売。
忙しいママにとっては、家の近くまで来てくれる便利さと、その日の夕飯にすぐ出せるおかずが手に入る嬉しいサービスです。
次に「とーふー♪」の音が聞こえたら、エコバッグを持って外へ出てみてください。鍋でもいいです。

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