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【小雨でも楽しかった】9月、時期外れの引佐満喫1日ドライブコース

 2025/10/16
【特集】体験・体感レポート 楽しむ 浜松市浜北区 浜松観光・旅行 この記事は約 13 分で読めます。
奥山半僧坊方広寺(おくやまはんそぼうほうこうじ)外観

引佐はいなさ牛乳くらいしか知らない私と、私よりは知識のある大人と小学生の3人で、夏の新緑・万緑も過ぎ、かといって紅葉もまだ早い時期、9月に行く「時期外れの1日いなさ満喫ツアー」を決行しました。

当日はあいにくの曇天小雨でしたが、それがかえって趣深く、満足度の高い1日になりました。

訪問スポット詳細

龍潭寺(りょうたんじ)

龍潭寺(りょうたんじ)外観

9:29着

早すぎて駐車場にあったお土産屋さんも開店前、人っこ一人いないひっそりとした雰囲気のなか散策を開始しました。
藤棚もあったので、5月に来てもいいなと思います。
と、突然アニメの看板が。
よく見ればエヴァンゲリオンの赤木リツコさん!ここは人類乗車計画のスタンプラリー地点でした。
流石に今日は21ヶ所もめぐれないけど、2026年2月28日までやっているようなので、続きは後日とします。

龍潭寺(りょうたんじ)リツコさん写真

拝観料(大人500円、子供200円)を払いましたが、
龍潭寺+竜ヶ岩洞
龍潭寺+方広寺
のセット券もありました。
中に入ってご朱印帳(2,200円)を買い、御朱印(500円)を書いていただきました。
井伊直虎ゆかりのお寺で、籠や鎧、金箔を擦ったような跡のある仏像に昔の人のリアルを感じられました。

龍潭寺(りょうたんじ)仏像イラスト

井伊直虎のゆかりのお寺なのか、直政は養子なの?ほーんくらいの知識でしたが
歴代の井伊家の名前を見て「共で続けてたけど直にして、一旦やめて、やっぱり直直直…」など十分楽しめました。

龍潭寺(りょうたんじ)庭園

どっしりとした薄暗い部屋から見る曇り空の日本庭園は雰囲気たっぷりで、
鳥と蝉と時折跳ねる鯉の水音と淡々と流れる録音ナレーションが、現世から切り離された別空間のようでした。

ーーー

龍潭寺(りょうたんじ)

井伊家ゆかりの名刹で、遠州屈指の名庭園を有する臨済宗の古刹

営業時間9:00~16:30(17:00閉門)
定休日8月15日、12月22日~27日
住所〒431-2212 静岡県浜松市浜名区引佐町井伊谷1989
電話番号053-542-0480
拝観料大人500円、小中学生200円(団体30人以上:大人450円、小中学生180円)*10月1日から拝観料が変わります。
御朱印受付時間内対応(500円)
駐車場第一40台、東駐車場19台、臨時40台(全て無料)
公式サイトhttps://www.ryotanji.com/

井伊谷宮(いいのやぐう)

井伊谷宮(いいのやぐう)外観

10:10着

龍潭寺駐車場から車で左に曲がって30秒(体感)で到着しました。

本堂に向かう途中、宗良親王(むねながしんのう)の和歌が書かれた看板裏面の

「人生はなかなか思うようにはいかないものです」
「私だって嫌というほど味わって乗り越えてきたので」
「自分だけと思わないで頑張ってください」
と書かれた解説に胸が苦しくなったり、短めのセンサー式浄水にキャッキャしながら進みます。

井伊谷宮(いいのやぐう)ご朱印帳

巫女さんに御朱印(500円)を書いていただいた時、とても可愛らしいデザインのご朱印帳を見つけました。
素敵なご朱印帳との出会いも、ご朱印巡りの楽しみの一つですね。

井伊谷宮(いいのやぐう)難転厄割石

おみくじの種類がたくさんあって、どれを引こうか楽しくなってしまいます。「難転厄割石」という、盃を投げて割る厄祓いがありました。お皿を思い切り割るなんてスッキリしそうな厄払いですが、今回は断念しました。

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井伊谷宮(いいのやぐう)

宗良親王を祀る建武中興十五社の一社

営業時間24時間参拝可能(御祈祷受付:9:00~16:30)
定休日年中無休
住所〒431-2212 静岡県浜松市浜名区引佐町井伊谷1991-1
電話番号053-542-0355
料金参拝無料、御朱印500円(月替わりあり)、特別御朱印1,000円
駐車場第一駐車場80台、第二駐車場あり(全て無料)
公式サイトhttps://www.iinoyaguu.or.jp/

うなぎ井戸の湧水

うなぎ井戸の湧水外観

10:45着

Googleマップでは「白岩水神社」で検索する必要があります。
駐車場と思われる場所に車を停めて入り口に向かうと、井戸の場所が書かれている案内板を発見しました。

うなぎ井戸の湧水現場?

蜘蛛の巣にクリーンヒットしながら階段を降りると杓があり、浅い小川が流れていましたが、「これを飲…むわけじゃないよな」と、さらに周りをうろちょろし、ついに発見!

うなぎ井戸の湧水本当の現場

ここだよ…な?
知識ゼロ過ぎてよくわからなかったので、飲むのはやめておきました。

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うなぎ井戸の湧水(白岩水神社)

遠州七不思議の一つとされる神秘的な湧水地

営業時間要確認(公式情報未確認)
定休日要確認
住所詳細住所要確認(浜松市引佐町白岩水神社内)
電話番号要確認
料金要確認
駐車場要確認
注意事前に浜松市観光協会(053-458-0011)への問い合わせを強く推奨

竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)

竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)外観

11:00着

堂々とおすすめできる観光地です!他の観光客もいて賑わっていました。
ここにも御朱印…御朱印洞…?ポストカード風御朱印洞(300円)が売っていました。

竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)洞内の画像

タイミングよく「コウモリの餌やり+解説」も見ることができました。
洞窟内は18度で、薄手のパーカーでは肌寒かったです。
洞窟内にはQRコードが設置されていて、アプリで音声ガイドも聞けるようです。
しかし竜ヶ岩洞付近は電波が弱め、アプリは事前にダウンロードしておくのが正解のようでした。

竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)湧き水の画像

洞内途中にに湧き水(?)が!自己責任で一口。
冷たくてコクがあって美味しかったです(個人の感想です)。
狭いとこ高いとこ、「1000年後をお楽しみに!」みたいな見どころもあって面白かったです。
そして出口にマリさん!ここも人類乗車計画のスタンプラリー地点でした。(通常の竜ヶ岩洞スタンプもありました)

お土産も充実、洞窟でじっくり熟成した紅茶(540円)を購入しました。
有名な顔はめパネルは綺麗になっていました。最近プリントし直したのでしょうか?

竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)アイス


竜ヶ岩洞アイスは人気一位のホワイトクリーム味と謎の果物ポポー味を食べました。
ホワイトクリームは牛乳感たっぷり、ポポーはホイップクリーム?カスタード?といった味、どちらも美味しかったです。

「もち串」はでっかいみたらし団子でした。美味しいです。

竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)足水

ようきた洞の足水は「あ”っ!」っとなるくらい冷たく、しばらくジンジンしました。
真夏に来たら一緒に座って足を入れ…いやどうかな。子どもはじゃぶじゃぶと楽しんでいました。

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竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)

東海地方屈指の大鍾乳洞、地底の滝「黄金の大滝」が見どころ

営業時間9:00~17:00(最終入洞16:30頃)
定休日年中無休
住所〒431-2221 静岡県浜松市浜名区引佐町田畑193
電話番号053-543-0108
入洞料大人・高校生1,000円、小中学生600円、未就学児無料(団体20名以上:大人700円、小中学生500円)
駐車場あり(詳細台数要確認)
公式サイトhttps://doukutu.co.jp/
特徴総延長1,046m、洞内年間平均気温18℃、無料足水施設あり

伊平湧水汲場(いだいらゆうすいくみば)

伊平湧水汲場(いだいらゆうすいくみば)外観

12:30前着

道の途中で突然現れた水汲場です。先客は2Lペットボトルを買い物カゴいっぱい汲んでいました。書かれてはいないのですが、やはり飲料可能なのでしょうか?何に使うのか聞きたかったのですが、タイミング悪く、我々が車から降りたと同時に行ってしまいました。

伊平湧水汲場(いだいらゆうすいくみば)湧水

「自然水です飲料施設ではありません」とのことで自己責任で一口。おーん!思ったよりも冷えていません。竜ヶ岩洞の水の方が好みでした(個人の感想です)。

ーーー

伊平湧水汲場

地域の湧水スポット

住所詳細不明(浜松市浜名区引佐町伊平地区内)
注意自然水です、飲料施設ではありません

うどん二五七(ぢごな)

うどん二五七(ぢごな)外観

12:30過ぎ着

しゃきっとした美人のお母さんが笑顔で迎えてくれました。
チルなジャズBGM、窓の向こうの森のような景観で、まったり落ち着いてしまいます。
この時期、窓から彼岸花の群生が見えるらしいのですが、ちょっと早かったようです。
咲きそろったら赤と緑のコントラストでキレイなんだろうなと思いました。

うどん二五七(ぢごな)キジ汁のつけうどん

キジ汁(2000円)と肉汁もり(1300円)をいただきました。
近所にキジの養殖場があるらしいのですが、そのキジはほとんど東京に持っていくらしいです。
キジ料理を食べるならそこがやっている食事処に行くといいと教えてもらい、さらに外国産のキジを使っているキジ料理の店も知ってしまい、引佐のキジ料理店に詳しくなりました。

うどん二五七(ぢごな)麺のアップ

味と安全にこだわり国産の食材を使用しているそうで、この日は平打ち麺でした。
モチモチ・ツルツルの麺が美味しくて、ネギやキノコが入った濃いめの汁につけて食べました。
もちろん美味しい、汁も甘くて美味しい。
キジのつけうどんについてきた卵黄の味噌漬けも美味しい!ちまちま食べながら味わいました。
味噌漬け、今度家でも作ろうか…いやどうかな。

その後、2組(4人)のお客さんが来て完売となりました。
11時開店で、13時にはもう完売。危なかったです。

11月から新そばが始まるらしいのですが、そばは平日じゃないと食べられないそうです。うーん、残念。

ーーー

うどん二五七(ぢごな)

国産食材にこだわった手打ちうどん・蕎麦専門店

営業時間11:00~14:00
定休日水曜日
住所〒431-2214 静岡県浜松市浜名区引佐町伊平1134
電話番号090-7175-7555(予約可能)
平均価格ランチ約1,000~円(前払い制、現金のみ)
駐車場あり
特徴土日はうどん、平日(月火木金)は十割蕎麦、材料切れ次第終了

バネバネの里

バネバネの里外観

13:30着

「山道ですよ…」と行ったことがある人に聞いていたので、
「山男のいる辺鄙な店に違いない、今日はやってないだろう雨だし」なんてダメ元でお店に電話したら、
品の良いお母さんの声で「やっておりますよ、お待ちしております」とのことで向かうことに。

バネバネの里分かれ道

道中は確かに山道ですが、途中まではかわな野外活動センターと同じです。
「看板は左ってなっているけど、ナビだと右だぞ…」という道があり、
ナビに従って進んだら、ハイソな週末別荘地(憶測)に迷い込んでしまいました。
慌てて道を戻り、看板通りに進んだら無事に辿り着けました。
ナビを信じてはいけない…。

バネバネの里アンティークショップ

山道というほどでもない道を歩き、細めの階段を登り、お店が見えてくると急に空気が変わります。
先にアンティークショップの方に入ると、あれもこれも欲しくなる品揃えでした。
「このままここにいるのは財布が危険!」と感じ脱出すると、先ほどのお母さんがカフェスペースに案内してくれました。
ツリーハウスにいるような景観の素晴らしいカフェスペースでコーヒー(500円)をいただいたのですが…

バネバネの里コーヒー

さっきから、とても雰囲気が良くて、
ゲストブックには、全国各地からのお客さんの名前が。

もしかして、ここは知る人ぞ知る特別な場所なんですか?
景観?内装?お母さん?お母さんの醸し出す雰囲気?
ここも現世から切り離された別空間だ!うわー!

ーーー

バネバネの里

森の中の隠れ家カフェ&アンティークショップ

営業時間詳細要確認
定休日月曜~木曜(週末のみ営業)、8月(夏休み)、12月~2月(冬眠)
住所〒431-2212 静岡県浜松市浜名区引佐町川名106-66
電話番号053-544-0188
駐車場あり(山中立地)
注意フルーツパークより奥の山中、事前電話確認必須

奥山半僧坊方広寺(おくやまはんそぼうほうこうじ)

奥山半僧坊方広寺(おくやまはんそぼうほうこうじ)外観

14:30着

受付のほがらかな職員さんから聞く順路と見どころの説明がボリューミー、26箇所の見所、全部見たくなります。
亀背橋が綺麗でテンションが上がります。

奥山半僧坊方広寺(おくやまはんそぼうほうこうじ)亀背橋

ところで、御朱印(500円)をお願いした際にまた違った魅力のある大変美しいご朱印帳に出会いました。
本当にご朱印巡りの楽しみの一つですね。ふー…俗欲まみれの心が揺さぶられます。

本堂を拝観すると、なにもかも大きく、重厚な建物や重要文化財に圧倒されます。
それなのに「撮影ポイントこちら!」「ピアノ置いておきますご自由に弾いてね!」など、
拝観者を楽しませようという気持ちが随所に感じられました。

奥山半僧坊方広寺(おくやまはんそぼうほうこうじ)庭園

26箇所も見所があるのに「いろんな体験やってます」の紹介があちこちに貼ってあり、ここはイベントが充実しています。
1日たっぷり楽しめちゃうんじゃないでしょうか。
10月12日には半僧坊大祭も行われるらしく、紅葉が有名な方広寺らしいので、紅葉狩りもできそうです。
出入り口の物販で五百羅漢サブレ(250円)を2つお土産にしました。今度来る時は精進料理のうなぎ弁当を食べたいです。

ーーー

奥山半僧坊方広寺(おくやまはんそぼうほうこうじ)

臨済宗方広寺派大本山、五百羅漢で有名

営業時間9:00~16:30(山門受付16:00最終)
定休日年末に拝観停止日あり
住所〒431-2224 静岡県浜松市浜名区引佐町奥山1577-1
電話番号053-543-0003
拝観料大人700円、中学生以下300円、未就学児無料
御朱印500円(方広寺・半僧坊の2種類)
駐車場無料駐車場あり
公式サイトhttps://hansoubou.com/

天小屋(あまごや)

天小屋(あまごや)外観

16:00過ぎ着

来た道を急いで戻って16時半のオーダーストップ前に入店。
ここもおしゃれメガネの美人なお母さんでした。
かき氷も「23日で終わりなんですよ」とのことで、ギリギリでした。

天小屋(あまごや)いちじくのかき氷

めいっぱい盛られた「いちじくのかき氷(1,500円)」は、トロっとしたいちじくが目一杯盛られており、
パリパリのカラメリゼや氷の中から出てきたゼリーが食感をプラスして、とても美味しかったです。

天小屋(あまごや)塩バナナかき氷


「塩バナナかき氷(1,100円+アイストッピング200円)」も甘くて濃くて美味しい大人向けかき氷でした。
カラメルゼリーとトッピングのアイスのおかげで、キンキンに冷えることなく美味しく食べられました。

天小屋(あまごや)

自家製かき氷で有名な麺処

営業時間お食事11:00~14:00、コーヒータイム14:00~17:00(ラストオーダー16:30)
定休日木曜日、第3水曜日
住所〒431-2212 静岡県浜松市浜名区引佐町的場275-2
電話番号053-544-0789
主要メニュー塩バナナかき氷1,100円、森のごちそうブルーベリー1,400円、チャイかおるもも氷1,500円
駐車場店舗前+第二駐車場(国道北側)
公式サイトhttps://www.amagoya.info/
予約平日のみ可能(13:15最終受付)

まとめ

AIに提案してもらった時期外れの1日いなさ満喫ツアーの楽しそうな小学生と私が心を痛めた和歌

ゼロ知識、時期も天気も微妙な中での旅でしたが、結果として大満喫の1日となりました。
人が少なかった分、それぞれの場所の雰囲気にどっぷり浸れたのも良かったです。

奥山半僧坊方広寺はコースに組まずに単体で行く方がスムーズだったかもしれません。

また行きたいです、特にバネバネの里に!アンティーク買いに!

ちなみに、うちの小学生男子の感想は
「うどん美味し過ぎた、他は別に(感想は)ない」でした。
竜ヶ岩洞でさんざんはしゃいでいましたが、参考にどうぞ。

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奥山半僧坊方広寺(おくやまはんそぼうほうこうじ)外観

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