【マイナスイオンたっぷり！音と雄大な景観を全身で浸る滝特集】浜松市北区10選・天竜区11選

ドドドドドッ……

川の上流から滝つぼへめがけて勢いよく落下する水を眺めているだけで、癒されますよね～。
森林の奥深くに突如あらわれる雄大な光景と迫力ある滝音は、喧騒とした日常や時を忘れるほど。

浜松市には、なんと80近くの滝があるそうです。
駐車場から遊歩道が整備され約5分位で行かれる所から登山装備が必要な山道を歩いて行く所など、いろいろな滝スポットがあります。

今回は駐車場があり、家族連れでも気軽に見ることができる滝をご紹介します。
初夏のシーズンから紅葉のシーズンまで四季折々の景色が楽しめます。

滝の水しぶきから発生するマイナスイオンは、リラックス効果が大き～い！
色鮮やかな自然と澄んだ空気を身体いっぱいに吸い込んで日頃の疲れをリセットしに行きませんか♪

浜松市北区の滝

仙巌（せんがん）の滝

「新・浜松の自然100選」に選定されている滝。

浜松市の滝沢キャンプ場を目指してください。
キャンプ場と反対側の駐車場に車を停めると、その奥に滝までの遊歩道があります。

遊歩道は途中に階段がありますが、持ち上げればベビーカーでも通ることが可能なくらい歩きやすいです。

遊歩道の途中、何カ所か階段で川へ降りることができ、川の水を触ったり、水遊びができます。
水遊びの時は、水の流れに十分注意してくださいね。
お子さまからは絶対に目を離さないように！

滝は、滝上からも見ることもできます。
滝展望柵手前にある階段を登ると、かろうじて一人が通れる獣道があります。（ベビーカー通行は危険です）
滝の上の岩まで行くことができ、カップルの憩いの場にもなってます。

仰天の滝

石灰岩洞窟「鷲沢風穴」すぐ手前150mぐらいの場所に大きな看板がありました。

ビックリするくらいの大きな滝があるのかと、期待しながら看板右側のかろうじて通れる道を進みます。
先に進むと、すぐに鳥居と小さな社が建っています。

社の前で道は行き止まり……あれ？

滝は一体どこ⁇と思い、見渡したら…

まさか、これ❓！

前方にミニサイズの滝?がありましたが、残念ながらこれではないようです。
社裏の高い岸壁からチョロチョロ流れ落ちる滝があります。

親子滝・音見の滝

探検気分でヘルメット着用して入場する石灰岩洞窟の「鷲沢風穴」内の滝です。
洞内はかなり狭い場所やちょっとした坂道、狭い階段があり、幼稚園児の息子は楽しそうにドンドン歩いていましたが、背の高い私は腰をかがめないと歩けないところもあり、高齢の方や足腰弱い方は厳しいかも。
何度も洞窟天井に頭ぶつけましたが、ヘルメットのおかげで痛くなかったです。

洞窟内は約15℃。夏に訪れるとヒンヤリと涼めます。
洞内はライトで照らされていて、神秘的な自然の産物がよく見えます。

風穴の入り口前には、風穴より湧き出る冷た～い「天下の名水」が飲めます。
『静岡県の湧水100』にも紹介されています。
水道水とは全然違う、まろやかでおいしい水は持ち帰りもでき、多くの人が利用しています。

不動の滝

三ヶ日町平山にある伊雑皇（いぞうこう）神社を目指して行くといいでしょう。
参道沿いには弓道場があり、ひっそりとした場所ですが比較的大きな神社です。

滝は神社の本殿脇にあり、ひさしのように突き出た岩の下に不動明王が祀られています。
滝修行もできるようです。

大谷不動滝

三ケ日ICから308号線を北へ向かいます。

約２kmぐらいしばらく走ると「不動の滝園地」と書かれた小さな看板があります。
この看板の方へ入り、ひらけた場所がありますので、ここに車を停めます。
そこから先約５０ｍほど歩いて進むと大きな岩に囲まれた滝が見えます。

岩に囲まれた2段階で流れる滝です。
滝のそばには不動尊が祀られています。

王滝

天竜浜名湖鉄道「尾奈」駅から西へまっすぐ伸びる道を進みます。
玉洞寺、白山神社を過ぎ、さらに西へ進みます。

静岡県と愛知県の県境近くまで進むと「王滝不動尊」の看板があります。
滝付近の道は対向車とのすれ違いができない位狭いので、通行にご注意ください。

滝までの整備されていない遊歩道は、行きは上り坂、帰りは下り坂が続きます。
雨のあとは落ち葉で滑りやすいので、ご注意ください。

滝のそばには石碑や不動尊があります。
昔から王滝不動尊として地元の人々に祀られ信仰されてきました。

黒光りした岸壁から滝が流れています。
滝つぼは比較的小規模です。

黄金の大滝（竜ヶ岩洞内）

竜ヶ岩洞内にある滝。
地底の滝としては日本国内で最大級の規模です。
洞内は約400Mのルートがありますが、「黄金の大滝」が一番の見どころです。

隣接には、鍾乳洞の水に浸かる足湯の逆、足水+天然冷風浴「ようきた洞」という施設があります。
夏場に鍾乳洞から出ると、すぐにモワァ～と温室に入ったような蒸し暑さを感じますよね。
「ようきた洞」の足水に足を入れると、汗ばむ身体が一気にヒンヤリとしますよ。

洞内は年中約18℃なので、夏は涼しく、冬は外気よりも暖かい年中楽しめる観光スポットです。

富幕不動滝

県道303号線から引佐町奥山の奥山半蔵坊や奥山公園方面の県道68号線を進みます。
奥山公園を通り過ぎ、富幕公民館先の分岐で左の脇道にさらに入ったところを約1㎞ぐらい進むと「大日大聖不動明王」の鳥居があります。
鳥居をくぐり抜け、さらに山道を歩いて進むと約7分ぐらいで滝があります。
鳥居のそばの広場に車を停めます。

2段階の滝と更に上ると細い滝と滝行用の人工滝があります。
ここの滝に行くなら、着替え持参で打たせ滝で滝行してみてはいかが♪

焙烙沢（ほうろく）の滝

観音山少年自然の家にある焙烙沢にかかる滝。
整備された沢登りコースを進むと、それぞれ別の場所に「希望の滝」「いこいの滝」「協力の滝」の3つの滝があります。

滝までの徒歩ルートは、看板が何カ所もあるので小規模の滝ですが沢登り初心者でもハイキング気分で楽しめます。
滝の脇にロープが設置されていて、ロープを使って登って先に進むようです。
濡れてもいい滑りにくい靴底の靴を履かれていくといいでしょう。

久留女木大滝

県道299号線から都田川ダムやいなさ湖を通り過ぎ、西久留女木から古東土集落へ向かう林道「堀谷沢林道」沿いの滝。
359号線との合流地点を過ぎて約500mぐらいで「堀谷沢林道」の看板があるところが滝への入り口になります。

車を路肩のひらけたところに停めると滝音が聞こえます。
少し坂を戻って歩くと下の沢に降りられる道があります。

2段階の滝で、比較的滝つぼも広いです。