2024年浜松花火大会:夜空に輝く大輪の花♪日本の夏の風物詩
打ち上げ花火でよく聞く『尺玉』って?
日本の花火のサイズは尺貫法で表されています。
といっても、尺貫法というのがわかりにくいですよね。
尺貫法は昔日本で使われていた長さ(尺)や重さ(貫)の単位です。
1寸は約3.03センチ、1尺は30.3センチ程です。
お伽話に出てくるかぐや姫が3寸と書かれていたので、9センチ程。
…お伽話とはいえ、かぐや姫って小さいっ!
話を戻して花火についてですが、小さな2寸玉〜8寸玉、尺玉〜4尺玉(約121センチ)と花火玉だけで1メートルを越すものもあります。
尺玉ともなると東京タワーとほぼ同じ高さまで打ち上げられ、大輪の花を咲かせます。
ちなみに、花火を飛行機などに乗って上空から見たことはありますか?
実は花火は、地上からでも上空からでもどこから見ても丸く見えます。
これは日本独自の技術で、あらゆる角度から見ても楽しめるように発達したそうです。
花火の競技大会や品評会でも完全な円になるのが理想的とされ、重要な審査基準となっています。
海外では花火はススキ型の単色花火が主流なので、海外の方が日本の花火を見ると形や様々な色に感動するそうですよ。
花火一発あたりのお値段
一夜の花火大会で数百〜数万発が夜空に打ち上げられる花火。
花火一発あたりのお値段っていくらくらいだと思いますか?
以前、見に行った他県のとある小さな町の花火大会でのことです。
ここの花火大会はこじんまりとしていて、打ち上げも花火と花火の間隔が長いためのんびりとした印象でした。
花火が一発上がると放送がかかり、また花火が上がると放送がかかる…そんな感じです。
何気なく放送に耳を傾けると、「協賛、◯◯商店様〜」という放送が!!
この花火大会は町内のお店や人が出資協力して行っていた花火大会だったのです。
そこで気になったのが花火一発あたりのお値段。
調べてみたところ、サイズによって大きく値段が変わるようです。
3寸の小さめな花火玉なら4,000〜5,000円。
5寸の花火玉だと15,000円程。
思っていたよりもお手頃価格ではないでしょうか。
これくらいなら、年に一度のことだし少しくらい協力しようかなと思えますね。
でも、7寸玉くらいになると3万円以上、尺玉にもなると10万円以上、2尺玉だと80万円くらいと一気に値段が跳ね上がります。
ここまでくると気軽に出資しようかなと、なかなか言えません。
もちろん、この値段は花火玉単体のお値段。
実際には打ち上げのための設備や人件費、警備などの費用もかかります。
1万発くらいの規模の花火大会なら5,000万〜1億円くらいの費用が必要となります。
なお、おもちゃ花火以外は火薬取締法によって製造・消費ともに規制されているため、個人に直接販売されることはありません。
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夏の風物詩 花火のまとめ
浜松市内でもたくさんの花火大会が開催されますね。
いつも足を運んでいる花火大会の他にも、気になったところはありましたか?
何千発も打ち上げるような大きな花火大会もいいですが、今年は地域密着型の花火大会でのんびり過ごしてみるのもいいですよね。
私も今年はいつもの花火大会だけではなく、ちょっと足をのばして夏を満喫してみたいと思いますっ♪
華麗な花火で日本の夏を満喫しよう!
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