1. TOP
  2. 知る
  3. 【浜名湖の軽井沢】奥山高原の思い出を辿る ~遊園地から植物園へ、そして閉園へ~

【浜名湖の軽井沢】奥山高原の思い出を辿る ~遊園地から植物園へ、そして閉園へ~

 2025/02/14
知る この記事は約 3 分で読めます。
花の奥山高原閉園しました

2024年8月31日、浜松市民に長年親しまれてきた「花の奥山高原」が閉園しました。

かつては「浜名湖の軽井沢」と呼ばれ、遊園地やプール、宿泊施設などを備えた一大レジャーランドとして賑わっていた奥山高原。

時代の流れとともに、遊園地から植物園へと姿を変え、最後は静かにその幕を閉じました。

今回は、奥山高原の歴史を振り返りながら、そこにあった施設や魅力、そして人々の思い出を辿っていきたいと思います。

開園当初の奥山高原 ~レジャー施設として誕生~

1972年、奥山高原はレジャー施設として開園しました。

園内には、観覧車、ジェットコースター、ゴーカート、メリーゴーランドなど、様々な遊具が設置され、子供たちの歓声が響き渡っていました。

夏には、広々としたプールがオープンし、家族連れで賑わっていました。ウォータースライダーなどのアトラクションもあり、子供から大人まで楽しむことができました。

奥山高原の変遷 ~植物園への転換~

時代の流れとともに、レジャーの多様化や少子化などの影響を受け、奥山高原の来園者数は徐々に減少していきました。

そして、2009年に遊園地エリアは閉鎖され、観光植物園へと転換しました。
「花の奥山高原」と名付けられた植物園では、四季折々の花々を楽しむことができました。

奥山高原のしだれ梅

春には梅や桜、夏にはアジサイやササユリ、秋には紅葉、冬には椿など、一年を通して様々な花が咲き乱れていました。
特に梅の時期に、枝垂れ梅が満開になると園内に梅の香りが漂って、ゆったり過ごせる癒し空間でした。

奥山高原の魅力

奥山高原の庭園

奥山高原の魅力は、遊園地や植物園だけではありませんでした。

  • 豊かな自然: ヒノキ林に囲まれ、四季折々の花々を楽しむことができました。
  • 流水庭園: 金原明善が台湾から取り寄せた岩を配置した庭園は、独特の景観を誇っていました。
  • ドッグラン: 広々としたドッグランがあり、愛犬と遊ぶことができました。
  • 展望スポット: 展望台からは、浜名湖や遠州灘の景色を一望できました。

奥山高原の閉園

来園者数の減少や設備の老朽化により、維持管理が困難になったことから、2024年8月31日に奥山高原は閉園しました。

閉園を惜しむ声も多く、多くの人々が最後の思い出作りに訪れました。

奥山高原の思い出

奥山高原は、地元住民や観光客に愛された場所でした。
家族や友人と訪れ、楽しい時間を過ごした思い出は、いつまでも人々の心に残るでしょう。

遊園地で遊んだこと、プールで泳いだこと、花々を眺めたこと、展望台からの景色、ドッグランで愛犬と遊んだこと…。

奥山高原は、たくさんの思い出を私たちに残してくれました。

最後に

奥山高原は閉園してしまいましたが、そこにあった施設や魅力、そして人々の思い出は、これからも語り継がれていくことでしょう。

このブログが、奥山高原の歴史を振り返り、その思い出を未来へ繋ぐ一助となれば幸いです。

\ SNSでシェアしよう! /

we love 浜松〜浜松エンジョイ情報倶楽部〜の注目記事を受け取ろう

花の奥山高原閉園しました

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

we love 浜松〜浜松エンジョイ情報倶楽部〜の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア