浜松の桜名所12選 2024
お花見の歴史
桜のお花見は平安時代から始まったといわれています。
それ以前は、花といえば梅や萩などをさしていましたが、平安時代の貴族達は華やかな桜を春の代表格として愛でていました。
以来、日本人にとって花といえば桜を意味するようになり、それ以外の花見は「梅見」や「観菊」など、その花の名前をつけるようになったのです。
また、お花見は農民の間でも豊作祈願の行事として行わていました。
桜は、春になると山から降りてきた田の神様が宿る木とされていたので、桜の咲き方でその年の収穫を占ったり、開花時期にあわせて田植えの準備をしたりしていました。
その桜のもとで神様を迎え、豊作を願い、料理や酒でもてなし、人も一緒にいただくということが本来のお花見だったようです。
江戸時代になると春の行楽として庶民にも広まりました。
この頃になると、園芸が盛んになり、桜の品種改良が進みます。
今、日本でよく見られているソメイヨシノもこの頃できたものです。
日本の桜の約8割を占めるソメイヨシノですが、自力で繁殖する能力がないため、接ぎ木や挿し木で明治時代に多く増やされました。
いわば、クローンともいえる桜なのですが、近い将来寿命がくると予想されています。
もしかしたら近い将来、桜でのお花見ができなくなってしまうかもしれませんね。
7つのお花見のマナー
楽しくお花見をする上で最低限のマナーを守ることは大切です。
どのようなことに気をつけるべきでしょうか。
7.必要以上に場所をとらない
快適な宴会には桜がよく見える広いスペースが必要ですが、むやみに広く場所取りすることはタブーです。
また、テントを張ったり、シートで屋根を作ったりすることも、他の花見客に迷惑がかかるのでやめましょう。
6.敷く場所にも気を配って
桜の根本にシートを敷いてしまうと、根を痛める原因になります。
少し離れた場所に敷き鑑賞しましょう。
5.お酒の飲み過ぎに注意
お花見にお酒はつきものですが、飲み過ぎには注意しましょう。
特に、急性アルコール中毒やアルコール・ハラスメントには気をつけて下さい。
4.飲み物や汁物を地面に捨てない
余った飲み物や汁物を地面に捨てないようにしてください。
桜の根が痛む原因になります。
3.桜は見て楽しむ
桜はとてもデリケート。
枝を折ったり、傷つけることで木が枯れてしまうこともあります。
また、桜吹雪が見たくても、枝を揺すったりしないで下さい。
2.大騒ぎしない
グループでのお花見は、ついつい騒がしくなりがち。
でも、静かに楽しみたい方や近隣の住民にも配慮すべきです。
節度ある宴会を楽しみましょう。
1.ゴミは持ち帰りが基本
お花見で楽しんだ後は、後片付けまで行うのが大人としてのマナー。
美しい桜の名所がゴミだらけなんて、目を覆いたくなりますよね。
持ち込んだものは全て持ち帰るつもりで、きちんと片付けまで行いましょう。
続いては、お花見の時の必需品についてPick Upしました。
9つのお花見の必需品
お花見を楽しむために、必要なものやあると便利なものをPick Upしてみました。
お花見の幹事さん、参考にしてくださいね。
9.ビニールシートや段ボール
お花見の時に外せないものといえば、まずはビニールシートとシートを押さえる重石。
人数が多ければブルーシートなど大きなものがいいでしょう。
また、意外と役立つのが段ボール。
お花見の場所は地面がデコボコしている場所も多いので、ビニールシートの下に敷くとお尻も痛くなりません。
さらに座布団やアウトドア用チェアなどもあると、腰や膝が痛い人には特に重宝されますね。
最近では、クッション性のある厚手のレジャーシートもあるので、ぜひ活用してみてください。
8.使い捨ての食器
紙皿、紙コップ、割り箸、爪楊枝など、料理の取り分けに便利です。
人数分より少し多めに用意しておくと安心です。
7.油性マジックペン
大勢でお花見していると、誰が使っている紙コップだかわからなくなってしまうことありませんか。
そんな時には、マジックで紙コップに名前を書いておけば間違えてしまう心配もなく、便利ですよ。
6.ウェットティッシュ
手がベタベタになってしまった時に拭くものがあると助かります。
手洗い場が混み合っていてもウェットティッシュがあれば問題なし!
5.トイレットペーパー
お花見の場所は大勢の人が利用しています。
大勢の人が集まるということは、トイレを利用する人も多いということ。
万が一、トレイレットペーパーが切れていても持っていると安心です。
4.ゴミ袋
お花見を楽しんだ後、ゴミが散乱していたら台無しです。
翌年から『お花見禁止』なんてことにならないように、しっかりと後片付けをしましょう。
サイズは大きめと小さめの袋を用意していくと便利です。
割り箸は袋を破りやすいので小さな袋にまとめてから入れたり、ゴミの分別もできるといいので、複数枚持っていくことをオススメします。
3.防寒アイテム
春といっても、まだ少し寒い時期。
膝掛けやバスタオル、使い捨てカイロなどの防寒アイテムがあると、肌寒くなってきた時には便利です。
特に女性にとっては、あると嬉しいアイテムですね。
また、バスタオルは急な雨や、何かこぼしてしまった時にも重宝します。
2.懐中電灯
夜桜を楽しむには必須アイテム。
ライトアップされている場所はいいですが、それ以外の場所では暗いことが多いです。
トイレに行く時や花見帰り用に小さいものをいくつか用意しておくと、数人がバラバラに行動しても安心です。
1.お弁当、飲み物
お花見といえば、お弁当や飲み物なしでは始まりませんよね。
場所によっては、缶・ビンの持ち込み制限などがある場合も。
事前に確認の上、用意しましょう。
もちろん、お酒が飲めない人も楽しめるようにノンアルコール飲料も忘れずに。
2024年の開花日程を予測する
2024年の浜松市(浜松城公園)の桜開花予想日は3月22日。
今年は昨年に比べると若干早いようで、満開の見込みは3月31日頃になりそうです。
2021年までは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、さまざまな地域で桜関連のイベント等が中止になりました。
2022年からは少しずつ、以前のようなイベントが復活している所もあります。
せっかくの春の風景です。
目に・・・心に・・・残したいですよね。
ご家族で、カップルで、友達同士で、桜ウォーキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
満開の桜の下でお花見を楽しもう♪ we love 浜松!
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