秋の絶景!浜松・高根城跡で歴史と紅葉を満喫
秋風が心地よい季節、歴史と自然が織りなす絶景を求めて、浜松市天竜区水窪町にある高根城跡を訪れてみませんか?
標高470mの高台に位置するこの山城跡は、南北朝時代から戦国時代にかけて、歴史の舞台となった場所。そして、秋には高根城跡を引き立てるような紅葉が色づき、景観と見下ろす水窪町の景色を彩り、訪れる人々を魅了します。
高根城跡の紅葉
高根城跡は、11月上旬から12月上旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。
山頂からは、赤や黄色に染まった木々、そして遠くには天竜川や山々を一望できる絶景が広がります。
まさに、歴史と自然が織りなす絶景スポットです!
高根城の歴史を紐解く
では、高根城はどんな歴史を歩んできたのでしょうか?
南北朝時代(14世紀)
1414年:後醍醐天皇の孫である尹良親王を守るため、地元の豪族・奥山金吾正定則によって築城されました。 当時、水窪川対岸には親王のための仮宮が建てられていたと伝えられています。
この時代、高根城は「久頭合城(くずごうじょう)」とも呼ばれていました。
戦国時代(16世紀)
駿河の今川氏の勢力下に置かれます。
1569年:今川氏が衰退し、武田信玄の遠江侵攻が始まると、姻戚関係にあった信州の遠山氏に攻められ落城。城主・奥山民部少輔貞益は討ち死にしました。
1572年:武田信玄が三方ヶ原の戦いで徳川家康と戦うため青崩峠を越える際には、この高根城を拠点として修築を加えたと考えられています。
近年の調査で、現存する遺構には武田氏独自の築城方法が用いられていることが明らかになり、武田氏の関与が裏付けられました。
このように、高根城は南北朝時代から戦国時代にかけて、重要な役割を果たしてきた歴史深い城なのです。
高根城跡の見どころ
本曲輪: 城の中心部。井楼櫓、主殿、城門などが復元されています。
土塁: 敵の侵入を防ぐために築かれた土塁。当時の様子を偲ぶことができます。
堀切: 敵の侵入を防ぐために掘られた堀。
山頂からの眺望: 天竜川や周辺の山々を見渡せる絶景スポット!
高根城跡へのアクセス
⭐️ 4.2(179)
🚩 浜松市天竜区水窪町地頭方184
🚗 無料駐車場があります
🚶♀️ 駐車場より徒歩20分
高根城跡の紅葉まとめ
高根城跡は、歴史好きはもちろん、紅葉を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。
ぜひ、足を運んで、歴史と自然の美しさを満喫してください!
山頂までは、少し険しい山道を登る必要がありますので、歩きやすい服装・靴で訪れてください。
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