子どもは大好き！夢中になるどんぐり拾いで、浜松にある合衆国の博士をめざせ！

秋晴れのある休日のこと、浜松城公園を訪れましたが大賑わいでした。
その中で開催されていたのが「どんぐり合衆国」。

「どんぐり合衆国」ってなぁに？
多くの人たちがどんぐりを拾って管理棟へ運んでいます！
娘たちと一緒に参加してきました。

どんぐり合衆国とは？

浜松城公園、佐鳴湖公園、掛川森林果樹公園の3か所を州とし、そこで「集めたどんぐりを“どんぐり銀行”に預けて素敵なプレゼントをもらおう」という楽しい企画です。

どんぐり通帳を購入

まず上記3か所のどこかで1冊100円でどんぐり通帳を購入します。
どんぐり博士になると100円が返金されるそうです。

どんぐりを集めて、3カ所のいずれかの州に提出

どんぐりを集め、指定のカップ1杯でシールが1枚もらえるのでどんぐり通帳に貼り集めていきます。

シール10枚、25枚、50枚等途中で小枝やどんぐりを使ったクラフト教室参加券やバッジなどの素敵なプレゼントがあるので集めるのが楽しみです！

どんぐり合衆国の特典

クラフト教室というのは、毎月第4日曜日の13：00～15：00に浜松城公園芝生広場で開催されているイベントです。
2020年12月には、2つのクラフト教室が開催予定です。
1作品100円で参加可能。
毎月の開催内容はホームページに掲載されるそうです。

浜松城公園でのどんぐり拾い

私たちは浜松城公園に行き、3歳1歳の娘たちと20分程どんぐり拾いをしましたが、シールが6枚もたまりました。
あちこちにどんぐりが落ちていますし、芝生の広場からは浜松城も見ることができ良い景色です。

娘は、「全部拾いたい！」と言うほどどんぐりが大好きで、夢中になって拾っていました。
紅葉している葉っぱや面白い形の石を見つけることも楽しんでいる様子でした。

周りでどんぐり拾いをしているのはやはり小さい子供がいる家族が多いようでした。
私たちが到着したのは15時ごろでしたので見かけたのは3～4組でしたが、みなさんどんぐりを事務局に持っていきシールをもらって楽しんでいました。

浜松城公園の職員さんの話では今後5年間開催するということでしたので、同じ通帳を毎年使ってゴールを目指してもＯＫだそうです。
事務局に集められたどんぐりは、先程紹介したクラフト教室で使用されるそうです。
また、浜松城公園を綺麗にしてほしいという目的もあるそうです。

どんぐり博士を目指そう！

さて、どんぐり博士になるにはどれだけのどんぐりを拾ったらよいのでしょうか？

どんぐり通帳のゴールは1000Ｄ。
シールを100枚集めないといけませんね。
写真の銀色のカップ100杯分です。(IMG_2015)

娘も全然ゴールに近づかないので驚いていましたし、程遠いような気もしてしまいますが、家族や友達みんなで協力してゴールを目指したいですね。

どんぐりにも様々な種類があるようで、太いどんぐり、細長いどんぐり、洋服を着ているようなどんぐりなどがあり、どんぐり通帳にはどの公園にどの種類のどんぐりをどの辺りで拾うことができるのかということも載っています。

浜松城公園で拾うことができるどんぐりはカシ、クヌギ、コナラ、シイです。

どんぐり博士を目指してたくさんのどんぐりを拾ううちにどんぐりの種類や名前も覚えることができそうですね。

どんぐり博士になると、どんぐり博士認定証と金バッジのプレゼントがあるそうですよ。
ぜひ毎年秋になったらどんぐり拾いを楽しみ、どんぐり博士を目指そうと思います。

どんぐりの処理方法

たくさん拾ったどんぐりですが、全部は預けたくないということで少し家に持ち帰ることにしました。
気になるのはどんぐりの処理方法。
虫が出てこないか、腐ってしまわないか等、心配でしたので浜松城公園の職員さんに聞いてきました。

どんぐりの処理方法は、以下の通りです。
しっかり虫を防ぐことができれば室内に入れてどんぐりで遊んでも怖くないですね。

どんぐりの処理方法：その1

① どんぐりを水につけ、浮きあがってきたものは捨てる
② 水につけたまま2日間放置する
③ 日向でさらに2日間干す

以上が浜松城公園の職員さんに聞いた処理方法ですが、調べてみると冷凍する方法もあるようなのでやってみました。

どんぐりの処理方法：その2

① どんぐりをきれいに洗う
② ビニール袋に入れて7～10日冷凍させる
③ 日向でよく乾かす

上記どちらの方法でも、割れているものは捨てて、処理後しっかり乾かすことがポイントのようです。
私が試してみたどちらの方法でも、乾かした後のどんぐりになんの変化もありませんでした。

私の家では子供たちがどんぐりマラカスやお絵描きに使用したどんぐり以外は、浜松城公園にまた持って行き通帳にシールを貼る予定でいます。

どんぐりを使った工作

我が家の娘たちは工作が大好き！

せっかく持ち帰ってきたどんぐりですので何か作りたいですよね。
図書館にはどんぐりを使った工作の本も貸し出しされていました。

簡単に遊びに使える方法をご紹介したいと思います。

「どんぐりマラカス」

赤ちゃんでも触って聞いて楽しむことができそうなどんぐりマラカス。
ぺットボトルにどんぐりを入れるだけで簡単です。
万が一蓋が取れて飲み込んでしまうといけないのでしっかり閉めましょう！

「壁掛けネコちゃん」

こちらはある保育園の親子広場で製作させていただいたものですが、紙粘土を好きな形にしてどんぐりやビーズを埋め込んだ壁飾りです。
猫の形は私が整えて作りましたが、1歳9か月になる娘でも飾りつけは上手にできました。
ビーズやどんぐりが取れてしまわないよう、木工用ボンドで貼りつけると、より安全だそうです。

ぜひお子様との秋の思い出作りに作ってみてはいかがでしょうか？

どんぐりでおままごと、形作りやお絵描き

浜松城公園には砂場はありませんが、別の公園で子供たちとどんぐり拾いをしたときに砂場でどんぐりと砂を混ぜてご飯を作っておままごとをしました。
どんぐりを並べて顔やハートの形も作りました。

※公園で遊んだ後は、砂場に放置せずに持ち帰りましょう。

お絵描きができるようなお子様だったら、家に帰ってからペンでどんぐりにお顔を描いても楽しそうですね。
我が家の3歳の娘には小さなどんぐりに顔を描くのは少し難しそうでした。

どんな自然のものも子供にとっては新鮮で遊びにつながり、親まで楽しませてもらっています。

どんぐり合衆国開催場所詳細

浜松城公園　どんぐり銀行本店

佐鳴湖公園　どんぐり銀行支店

掛川森林果樹公園　どんぐり銀行支店

大人も子供も楽しむことができる！「どんぐり合衆国」

秋の季節になると、たくさんの参加者で人気の「どんぐり合衆国」。
まだまだ暖かい日もありますのでお外でどんぐり拾い、そしてどんぐりを使った工作や遊びを楽しむことができそうですね！

丸くてくりっとしていて見た目もかわいいどんぐり。
お子様だけでなく大人も一緒に楽しむことができそうです。