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【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景・第2弾

【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景

姫街道、東海道、天竜浜名湖鉄道沿線等、さまざまな街道を巡ってきました。

次に選んだのは・・・。
信州や三河、県内では掛川や浜松などに何本かある「秋葉街道」です。
火防の神として、全国的に知られる秋葉神社へ通じる街道が「秋葉街道」になります。

今回は、「秋葉街道(国道125)沿い編 地元の残したい風景」の第2弾です。

秋葉街道沿いの施設、名勝をご紹介します。

家康くん

【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景・第1弾

https://enjoy-hamamatsu.shizuoka.jp/tourism/18120/

秋葉街道沿い風景の第1弾はこちら♪

 

鹿島橋と天竜二俣線天竜川橋梁

【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景手前の橋:「鹿島橋」、奥側の橋:「天竜浜名湖線の天竜川橋梁」

「鹿島橋」

江戸時代以前より、秋葉神社へ参詣に行く時は、鹿島で天竜川を渡らなければいけませんでした。

明治42年(1905年)に賃取りの吊橋が完成。
昭和に入り、重量物や大型以外は無料通行が可能になりました。
そのため交通量が増大。

重量物や大型車が通行できるように、昭和21年(1937)に現在の「鹿島橋」がかけられました。

『上曲弦カンチレバートラス橋』という構造で、全国的にも貴重な形だそうです。
(※トラス橋=三角形を基本単位とした構造の橋)

天竜川河口から14番目の橋になります。

この橋は渡ってすぐにトンネルに入ります。

子どもの頃から、自家用車で通る時、なぜかワクワクしました。
たぶん橋を渡り、トンネルを抜けると、別の世界に入っていく感覚があったのでしょう。
(実際には二俣の街に入るだけですが・・・)

 

「天竜二俣線天竜川橋梁」

鹿島橋と並行して並んでいるのが、天竜浜名湖鉄道線の「天竜川橋梁」です。

橋の長さは403m。
天竜浜名湖鉄道の橋梁では最長です。
国の登録有形文化財になっています。

子どもの頃、天竜浜名湖線になる前の国鉄二俣線の蒸気機関車がこの橋を渡っていました。
蒸気機関車に乗って天竜川橋梁を渡ると、すぐ横に「鹿島橋」が見えます。
どこか遠くに旅行しているかのような錯覚に陥ったものでした。

鹿島橋とその向こうに、天竜川がカーブして流れていく風景は、子どもの頃から今でも変わっていません。
見所のひとつです。

 

二俣城跡

【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景

「二俣城」は、武田信玄・勝頼親子と徳川家康が、何度も激しい攻防を繰り広げた城でした。

遠州と信州などの山間部の交通の要であり、天竜川と二俣川の合流する天然の要害でした。

元亀3年、武田信玄の遠江侵攻。
二俣城の徳川家康軍は、水の手櫓を使って水を汲み上げて籠城していましたが、天竜川に大量の筏を流し、この水の手櫓を破壊します。

これにより落城。
「二俣城」は武田軍の手に落ちてしまいます。
(この時の水の手櫓は、二俣城隣にある清瀧寺に復元されています)

家康くん
タイトル:「清瀧寺にある二俣城に造られた水の手櫓」で掲載しています。

天正3年(1575)、徳川家康が長篠の戦いで勝利。
鳥羽山城を本陣として、二俣城の周りに砦を築いて包囲。
二俣城を奪回しました。

それ以降、天守も造営。
慶長5年(1600)関ヶ原の戦いを過ぎて城の役目を終え、廃城になりました。

徳川家康の嫡男信康が悲劇の切腹をとげた城でもあります。

「二俣城跡及び鳥羽山城跡」という名称で国指定史跡になっています。
風景画にある石垣を塗っていくと、そのひとつひとつに戦国時代の思いが重なっていくような気になります。

 

鳥羽山城跡(鳥羽山公園)

【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景

「二俣城」から南北500mという至近距離にあったのが標高108mの鳥羽山。

天正3年(1575)、徳川家康が二俣城奪回のために、土塁や石垣を整備し、本陣を構えます。
さらにその周りに砦を築いて二俣城を包囲し、落城させることに成功します。

慶長5年(1600)、その時領主であった堀尾氏が砦であった「鳥羽山城」に石垣を作り城郭に改修。

「二俣城」は、天守が築かれ軍事的な城郭だったのに比べ、「鳥羽山城」はお城ながら、枯山水庭園や幅6メートルの大手道だったりと、迎賓機能を備えた領主の居城だったと推定されています。

今でも、曲輪や石垣、枯山水庭園跡などいろいろな遺構が残っています。
春になると桜が咲き誇り、花見客がたくさん訪れます。

「二俣城跡及び鳥羽山城跡」という名称で国指定史跡になっています。

風景画の一番奥の展望台からは、天竜川と鹿島橋と天竜川橋梁、さらに遠州平野が一望できます。

 

船明ダム

【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景

天竜川電源開発計画の最後に建設されたダムだそうです。

昭和47年(1972)に建設開始。
昭和52年(1977)に完成。

ダムの高さは24.5m。
天竜川ダムの中では最も堤高が低いです。

建設された目的は船明発電所による発電ですが、磐田用水・浜名用水の水源として利用されています。

前回投稿させていただいた「旧浜名用水取入口」が船明ダムの完成によって、その役目を終えました。

上流にはダム湖があり桜並木(ここも桜の名所です)が広がります。
「道の駅天竜相津花桃の里」・「相津マリーナ」・「伊砂ボートパーク」・「夢のかけ橋」など、いくつかの観光施設ができています。

 

夢のかけ橋

【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景

船明ダムからダム湖に沿って走ると、「道の駅天竜相津花桃の里」があります。
駐車場に車を止め、一番奥に階段があるのに気が付きます。

階段を登ると、「道の駅 花桃の里 さくま⇔ふたまた」の立て看板があります。
看板の下には『旧国有鉄道 まぼろしの佐久間線』と書かれています。
そこは、船明ダム湖(天竜川)を挟んで「道の駅天竜相津花桃の里」と「伊砂ボートパーク」とを結ぶ歩行者・自転車用の橋梁になっています。

国鉄佐久間線が建設中止になり、船明駅―相津駅間にかかる橋梁の橋脚4基が残されてしまいました。
船明ダム湖のボート競技場と「道の駅天竜相津花桃の里」の建設に合わせ、整備されたそうです。

全長は473.7m。
ダム湖の上を歩いて渡ります。

左右に広がるダム湖と遠方の山々が、雄大な気分にさせてくれます。

道の駅で休憩すると赤い橋が見えますが「どこから登るのだろう」といつも不思議に思っていました。
駐車場から赤い橋に入るとは、夢にも思わなかった「夢の架け橋」でした。

 

ご紹介の施設詳細情報

鹿島橋と天竜二俣線天竜川橋梁

「鹿島橋」と天竜浜名湖鉄道沿線「天竜川橋梁」の詳細情報

住所 浜松市天竜区二俣町鹿島
見学 自由
駐車場 なし
アクセス 電車 遠鉄電車「新浜松駅」乗車約30分→西鹿島駅下車→徒歩約12分
国道152号線経由約40分

 

二俣城跡

二俣城跡」の詳細情報

住所 浜松市天竜区二俣町二俣
見学 自由
駐車場 無料駐車場あり
※6台分
アクセス 電車 天竜浜名湖鉄道「二俣本町駅」→徒歩約10分
国道152号経由

 

鳥羽山城跡(鳥羽山公園)

鳥羽山公園」アクセス情報

住所 浜松市天竜区二俣町二俣2364
電話
入園 自由
駐車場 無料駐車場あり
アクセス 電車 天竜浜名湖鉄道「二俣本町駅」→徒歩で8分
国道152号経由

 

「船明(ふなぎら)ダム」

船明ダム・船明ダム運動公園の詳細情報

住所 浜松市天竜区船明
見学 自由
駐車場 無料駐車場あり
アクセス バス 遠鉄電車「西鹿島駅」からバスで約17分
新東名「浜松浜北IC」より車で約20分

 

「道の駅天竜相津花桃の里」

地場産品・お土産の販売
カレーやソバ・うどん等のお食事ができます。

shop系の説明文エリア

住所 浜松市天竜区大川31-10
電話 053-923-2339
営業時間 ■店舗:9:00〜16:30
■食堂:10:30〜14:30(平日)10:30~15:00(土日祝)
定休日 毎週火曜日定休
※食堂は、3月・4月・8月・11月の4か月だけは無休で営業。
駐車場 無料駐車場あり
アクセス バス 電車 新東名「浜松浜北IC」より152号線経由
HP https://hanamomo-sato.com/

 

「伊砂(いすな)ボートパーク」

天竜ボート場付帯施設「伊砂ボートパーク」詳細情報

住所 浜松市天竜区伊砂216-1
通行料 無料
駐車場 道の駅・天竜相津花桃の里」無料駐車場
アクセス 東名「浜松IC」より車で約45分

電車 遠州鉄道「新浜松駅」→「西鹿島駅」下車→バス「水窪行き」乗車約17分→「伊砂入口」下車→徒歩約25分
お問合せ先 株式会社杉の里・有限会社天龍遊船共同事業体
053-923-0433

 

「夢のかけ橋」

道の駅・天竜相津花桃の里」すぐ袂の「夢のかけ橋」

歩行者・自転車専用

住所 浜松市天竜区大川31-1
通行料 無料
駐車場 道の駅・天竜相津花桃の里」無料駐車場
アクセス 東名「浜松IC」より車で約45分

電車 遠鉄電車「新浜松駅」より乗車→「西鹿島駅」下車→バス「水窪行き」乗車→相津下車→徒歩約3分
お問合せ先 浜松市天竜区まちづくり推進課
053-922-0033

 

秋葉街道沿いにある風景を巡って

今回は天竜区二俣にある史跡から船明ダム方面にスポットを当てました。

どこも浜松市中心部から半日もあれば観光できる場所にあります。
春は桜、秋は紅葉の景色が広がる風景。
ゆっくり巡ってみませんか。

見過ごしてしまいがちな場所も、さまざまな歴史を感じることができますよ。

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【秋葉街道沿い編】地元に残したい風景

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この記事を書いたひと

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また、浜松に観光で、、、ビジネスで訪れた方に便利な情報をお届けできたらと思います。
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