オモシロ地底探検!竜ヶ岩洞に行ってきました【浜松市の鍾乳洞②】
鍾乳洞内の泉
『天恵の泉』
鍾乳石の間からチョロチョロとお水が流れ出ています。
カルシウムやカリウム、ナトリウム、マグネシウムなどミネラルたっぷりなアルカリイオン水。
売店ではペットボトル入りで販売されています。
『長寿の泉』
長寿の石だけでなく長寿の泉もありました!
でも、注意書きには『ガブ飲みするは短命にして長寿ならず』と書かれています。
長寿を願って、大量に飲んでお腹を壊してしまう人がいっぱいいたんでしょうね~。
鍾乳洞内の滝
鍾乳洞内のちょうど半分くらいのところに『黄金の大滝』があります。
滝の落差は約30メートル‼ かなりの高さから落ちる水の勢いに洞内にいることを一瞬忘れるほど。
日本最大級の地底の滝の水量は、降雨量にも左右されるようですが1年中流れています。
下からライトアップされていますので画像よりも実際の方が幻想的な空間に演出されています。
この場所は昔のような急なまっすぐの階段ではなく、今は歩きやすい階段が続きます。
鍾乳洞内で珍しい実験
『いなさ竜ヶ岩洞熟成茶』
5月に収穫した新茶を鍾乳洞内で約100日間熟成させています。
お茶を15~16℃の一定温度・期間の間、貯蔵すると旨味や甘みが増すという研究結果があるそうです。
特に昼と夜の気温の寒暖差がある地域の山里のお茶ほど、低温熟成の効果が大きいらしいです。
ここ竜ヶ岩洞の温度は……
鍾乳洞内は16℃。
お茶の熟成に適した温度ですね~。
今、鍾乳洞内に熟成中のお茶は9月ごろの販売のようです。
現在、売店では昨年収穫・熟成のお茶が販売されています。
『時の壺』
鍾乳石の成長具合を調べる目的で設置された壺です。
鍾乳石の成長は、100年にたった1㎝ずつ成長します。
1分で約15滴もの水滴がポタン…ポタン…と滴っていますので計算上では3080年後には壺上部のつらら石が壺に到達するそうです。
それは、ぜひ見届けたいものですが……あまりにも未来すぎ‼
一番人気スポット『鳳凰の間』
ちょうど全体の4分の3ぐらいの位置にあります。
目の前から天井までつらら石・石筍・石柱・流石・石花など色々な鍾乳石があり、大変珍しい場所です。
ここは1人か2人ずつしかは展望台に入れませんので、並びました。
ざっと15人くらい並んでましたが、見たときは驚きと感動が湧き上がりました。
展望台から出てきたときには30人以上の大行列‼
空いていたらぜひ見ておきたいおススメの鍾乳石です。
竜ヶ岩洞は盛りだくさんのお楽しみスポットがある♪
洞窟資料館
鍾乳洞の最後にこの資料館が隣接であります。
鍾乳石の展示があったり…
観光鍾乳洞 竜ヶ岩洞ができるまでの歴史の展示があったり…
子どもよりも一緒に来たパパ、大人たちが熱心に見入ってました。
竜のすみか ようきた洞
このネーミングに笑ってしまう。
この看板の右手からずっと下の方へ降りていくと……
足湯のように暖かいのではなく、足水がありました!
とっても冷たいです~~~~~。 足湯の要領で足を水につけます。
この水は鍾乳洞から流れ出ている水で、水温は14~17℃。
カルシウムイオンがたくさん含まれているので、普通の水道水とは全然違うようですが見た目や触り心地ではよくわかりませんでした。
利用は、無料。
どなたでもご利用いただけます。
それにしても、かなり冷たい‼
注意書きに『5分以内を目安に足水をお楽しみください』と書かれていますが、5分もつかっていられないほど、氷水のように冷たいです。
ですから、体調に不安がある方は避けた方が無難です。
下(この場所)にいるときは、目の前の鍾乳石の隙間から冷風が出ているとは感じませんでしたが、帰るとき、入口へ上がっていくとムワァ~~~~とした熱気を感じました。
この場所は鍾乳洞内にいるときと同じように涼しかったです。
ようきた洞利用期間 | 4月~10月 |
利用時間 | 9:30~16:30 |
冷水温度 冷風温度 |
14℃~17℃ 18℃ |
注意事項 | 増水時は利用できない時があります。 冷やし過ぎにご注意ください。 この場所での喫煙やご飲食はご遠慮ください 。 ペットを連れての入場はご遠慮ください。 |
竜ヶ岩洞のお土産屋さん
竜ヶ岩洞の名水
洞内にあった『天恵の泉』の水がペットボトルになって販売されています。
洞内の『天恵の泉』は、味はよくわかりませんでしたが、とにかくビックリするほど冷たかったです。
洞内熟成茶
マンガ『竜ヶ岩洞物語』
他にも地域の特産品や鍾乳石や化石類なども販売しています。
そして、この売店内で人だかりができるくらい一番の人気は……
マテリアのジェラート
「観光バスガイドさんも一押しのジェラート」なんて案内板に書かれていたら、食べずに通り過ぎることができないよね。
7月に行ったときは、なんと18種類もありました。
変わった味に、地域のピオーネやミカンクリーム、トウモロコシやほおずき、スイカなどありました。
だけど我が子たちは、無難な定番のチョコとイチゴをセレクト……甘ったるくなくスッとした口どけでおいしかったです。
お次は、竜ヶ岩洞の珍スポット!のご紹介です。
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